決勝戦は、地元篠田を先頭にライン3車で結束する関東勢と、高橋-山崎の福島コンビと、佐々木-小倉の四国ラインに、和田-伊代野の即席ラインを含めた細切れの4分戦になる。

先行するのはラインの1番長い地元篠田か、高橋のどちらかになると思うが、地元で優勝を狙いたい篠田と、今まで何度も連携して公私共に世話になっている「山崎さん」に任された高橋のどちらの方が先行したい気持ちが強いかと言う事を考えれば、おのずと先行するのは高橋の方になると思う。

初日特選でも連携している小倉に任された佐々木は、捲り主体に高橋と篠田で踏み合う様な展開になればカマしに行く事も視野に入れての競争になるだろう。

和田は連日と同じく先手ライン追走から捲り基本に追い込みも含めた競争になるが、道中は高橋-山崎の3番手を回る筈だ。
山崎は今開催、和田と連日連携している流れも有り、決勝前日のインタビューで「和田君の後ろを回るか迷った(笑)」と冗談を言っていた位で、和田からしても後ろの伊代野には悪いけれど義理は無いので、高橋と篠田でやり合えば捲りを含めた総力戦になるが、高橋-山崎ですんなり先行してくれれば3番手から自力を出さずに追い込み勝負も考えていると思う。

展開は、高橋が山崎を連れて先行するか、高橋と地元篠田で叩き合いになると読んで、高橋の番手からいざとなれば番手捲りも有る山崎と、山崎の後ろから縦脚で勝負する和田と、佐々木の仕掛けにスピードを貰って内外突っ込む小倉の絡みを狙って勝負する。

小倉からは佐々木の2.3着も狙いたい。