2025/12/03(水) 18:50
佐世保競輪「開設75周年記念・九十九島賞争奪戦(GIII)」は4日に初日を開催する。9R一次予選を走る佐藤雅春に話を聞いた。
競輪祭の阿部拓真のVは北日本、特に宮城支部の選手に大いなる力を与えた。「時々一緒に練習をやる」佐藤雅春もその1人だ。
「インフルエンザになっちゃって熱が40度くらいあったんですけど、拓真が優勝して興奮して41.5度まで上がりましたよ。死ぬかと思った(苦笑)。でも本当に嬉しかったですね、身近な選手がGIを勝って。9月の奈良GIIIで一緒に走って、一緒にスッ転んだのが今ではいい思い出ですね」
2か月ちょっと前の事を懐かしむように話した。
「ステーキをごちそうして貰う約束をしました。会うのが楽しみです。S級S班の拓真さんの金魚のフンになれるように僕も頑張ります」
少しでも食い下がりたい思いを独特の言い回しで表現した。インフルエンザ明けで「走ってみないと」と話すが、気持ちは昂ぶっている。9Rは同期の加賀山淳マークからどこまで突っ込めるか。(netkeirin特派員)