【九十九島賞争奪戦】荒井崇博が悔しさを地元記念にぶつける

2025/12/03(水) 18:35

佐世保競輪「開設75周年記念・九十九島賞争奪戦(GIII)」は4日に初日を開催する。12R特選を走る荒井崇博に話を聞いた。

「やれることだけはちゃんとやりたい」と話す荒井崇博

 競輪祭は惜しくも準V。初のGIタイトルに手が届きそうで届かなかった荒井崇博が、競輪祭から中8日で地元記念に挑む。

「自分のふがいなさにむかついてます。あれだけ行ってくれたのに」

 他地区ながら前で積極策に打って出た松本貴治への思いも込める言葉で、競輪祭決勝を振り返った。5走全て車券に貢献する激走、先月30日は地区プロでケイリンVと奮闘した。

「やっぱり体調はけっしていいとは言えないね。やれることだけはちゃんとやりたい」

 さすがに疲労感は拭えない様子だ。それでも長崎支部に移籍してからの佐世保記念は一昨年が完全優勝、昨年が準優勝と鬼のような強さを見せている。

 初日は「四国の後ろだね」と、犬伏湧也-松本の3番手を選択した。競輪祭決勝の松本は勿論、1走目も犬伏との連係だっただけに、これが自然な流れだろう。

「まずは決勝?」の問いには「そうだね」とうなずいた。荒井崇博の佐世保記念が始まる。3番手回りからでも存在感を発揮できるか注目して見ていきたい。(netkeirin特派員)

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