2025/10/22(水) 16:33
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は23日に初日を迎える。7Rに出場する恩田淳平に話を聞いた。
寬仁親王牌が前橋競輪場で行われるのは3年ぶり。2年前の高松宮記念杯でGIデビューを果たした恩田淳平にとっては、今回が初めての地元GIになる。
「地元GIなんて最初で最後になると思うので。ここでやらないでいつやるのか、ですよね! いい勝負をするための準備はしっかりやってきた。(前橋は)地の利もあると思うし、いい意味で誤魔化しが利くバンク。コースを間違えないようにして、最後は思い切り突っ込みます」と意気込みを語った。
S級初昇格まで7年かかったように、選手生活は決して順風満帆ではなかったが、コツコツと努力を続けて着実に力を付け、この舞台にまでたどり着いた。
「自分でもよくここまで来たなって思います(笑)」
ダービー準Vの実績がある父(康司・40期)ですら走れなかった地元GIという特別な場所で、日ごろの練習の成果を目いっぱい発揮する。(netkeirin特派員)