【小倉競輪・ナイター】川上隆義が白星スタート「吸い込まれるように出ていけた」

2025/10/13(月) 21:20

小倉競輪のナイター「スポーツ報知杯×CTC杯(FI)」が13日に初日を迎えた。A級予選4Rを走った川上隆義に話を聞いた。

「最終日(決勝)が一番状態が上がるんです」と話した川上隆義

 9月小松島、10月函館と連続して完全Vを挙げている川上が、特昇のかかる大事な一戦に挑んでいる。初日4Rは前受けから車を下げると戦況を眺めて2角からスパート。持ち味のダッシュ力を生かした仕掛けがビシっと決まり、危なげなく白星スタートを切った。

「突っ張り先行? 内山さんが『自分のタイミングでいいよ』と言ってくださったので下げてから立て直そうと思っていました。(前が駆けてピッチが上がったところで)吸い込まれるように出ていけた」と上がりタイム11秒フラットの痛快弾に納得だ。

 元々は「初日はなぜかいつも悪いんです。最終日(決勝)が一番状態が上がるんです」という尻上がりに調子を上げていくタイプだが、今節は初日から軌道に乗っているようだ。加えて、今シリーズ一緒に参加している同期、森田一郎の存在もモチベーションをアップさせる。

「前検日にセッティングを見てもらったんですよ。悪くなかったし、のちのちに馴染んでくると思います」と、ひとつ先を行く同期に刺激をもらっている。

 内枠1番車をあてがわれた準決勝5Rもスピード抜群の一撃を決めて特昇9連勝にリーチをかけてみせる。(netkeirin特派員)

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