2025年9月23日　山陽オート
特別G1
共同通信社杯プレミアムカップ（最終日）

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9月19日から山陽オートにおいて5日間シリーズで開催された「特別G1共同通信社杯プレミアムカップ」。
昨年9月、今年3月とプレミアムカップを連覇中の青山周平が今開催も1着を重ね、初日から4連勝で優出。また、プレミアムカップ初Vを狙う黒川京介も抜群のスピードで同じく4連勝で勝ち上がり、完全優勝に王手をかけた。黒川をはじめ、川口勢の躍進が目立ち、G1連続優勝を狙う佐藤励、佐藤摩弥、平田雅崇と4名が優出。プレミアムカップ優勝歴ある荒尾聡や早川清太郎ら実力者もファイナル進出を決め、まるでSG優勝戦のような豪華メンバーでの0mオープン戦となった。

※4日目レポートはこちら
※優出選手の直前コメントはこちら

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【12R＝優勝戦】
＊8周回4,100ｍ　斑走路（走路温度29度）
＊0mオープン戦
1／青山周平（伊勢崎31期）3.34
2／佐藤　励（川口35期）3.32
3／鈴木圭一郎（浜松32期）3.30
4／黒川　京介（川口33期）3.30
5／佐藤　摩弥（川口31期）3.33
6／荒尾　　聡（飯塚27期）3.34
7／早川清太郎（伊勢崎29期）3.31
8／平田　雅崇（川口29期）3.36
※右数字は試走タイム

最終日は朝から雨で1レースから湿走路。その後も降ったり、止んだりを繰り返し、第9レースからは晴れ間も出るほど天気は良化して、走路も第11レースから斑走路へと回復した。試走もほぼ良並みのタイムで、3.30で鈴木圭、黒川が並んでトップ。オッズは青山と黒川の折り返しが上位人気に推されていた。

山陽スタンドから大声援が飛び交う中、優勝戦がスタート。センター枠から黒川が内枠を飲み込んでスタート先制を決めると、8周回を逃げ切り優勝のチェッカー。黒川のG1優勝は今年の川口G1キューポラ杯に続いて通算4回目、プレミアムカップは初制覇。なお、今年はグレードレース7回目の優勝となった。

◆レース展開

スタートで4・黒川が飛び出し、2番手は5・佐藤摩が続き、内枠から1・青山が3番手に付ける。黒川が早くも逃げ態勢に持ち込む中、3周回2コーナーで青山が佐藤摩をとらえて2番手に浮上する。青山は2番手から黒川を追うが、黒川も快ペースで逃げて、差はなかなか詰まっていかない。4番手から2・佐藤励が6周回目に佐藤摩をかわして3番手に浮上するも、前団は黒川がセーフティーリードの逃げ。そのまま黒川がプレミアムカップ初制覇のゴール。2着に青山、3着に佐藤励が入線した。

【山陽特別G1プレミアムカップ・優勝戦】
2連単4-1　460円（2番人気）
3連単4-1-2　1,560円（5番人気）

優勝／黒川京介（川口33期）
競走車名：イットウセイ
ランク：S3
競走タイム：3.341
今節成績：1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定：川口（9月30日〜10月2日）

すごく嬉しいです。（タイトルは）半分くらい山陽だと思いますが、良い走路で走らせてもらって嬉しいです。
優勝戦になるとスタート力も拮抗しているので、思い切っていこうと思いました。（枠番選択で選んだ）4枠は、良走路だったので大丈夫かなと思っていましたが、結果的に良かったです。
トップスタートいけたのでペースを上げるか悩みましたが、試走から状態が良さそうだったので、序盤から全力グリップで開けました。ここ1年の中でもかなりの上位の動きだと思っていたので、自信を持っていきました。
どうてもプレミアムカップはリベンジが続いていたので、1着が取れて本当に嬉しかったです。今節は試走偏差が短いと思っていたので、今日は上がりタイムも良くて嬉しい。
次は久々に地元に帰ったりしますが、選手権（SG日本選手権）も自分のせい（昨年の優勝戦でフライング）で出られないので、ここで優勝できて嬉しいです。山陽はまたG2若獅子杯で帰ってくるので、また応援よろしくお願いします。

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最終日の山陽オートでは、場内に「レイチェルキッチン」が出店された。
ここでは競輪選手の原田礼選手が100食限定で「レイチェル丼」を販売。
原田選手が自ら焼く黒毛和牛の美味しそうな匂いが店前を包み込み、厳選された松浦ファームの美味しい野菜、ボリュームある白米とともに提供された丼に、オートレースファンも舌鼓を打っていた。なお、レイチェルキッチンは小倉競輪祭でも出店予定とのこと（※メニューは変更になるそうです）

（P-Navi編集部）