2025/09/11(木) 17:18
佐世保競輪場のナイター「ニッカン・コム杯(FI)」は11日、初日を開催。2RのA級予選に出走した松田大と志田愛希飛に話を聞いた。
初日2Rは志田愛希飛と松田大の富山師弟コンビが初連係。後ろ攻めから押さえた志田が先行。捲った石口慶多は不発に終わり、最後は松田が悠々と差し切った。
松田は「大恵まれでした」とにっこり。「粘られるかどうかなって思っていたけど、すんなりだった。こんなにいい展開があるのかと逆に焦りましたね」と振り返った。さらに「しっかり駆け切ってくれた。弟子は1人だけ。練習では1度も抜けたことないんですけどね。良かったです」。初体験だった弟子との連係が好結果に終わって喜んだ。
一方の志田は「新車の感じは悪くなかったけど、抜かれているのでダメですね」と自身をばっさり。
「いつも初日が重くて、日に日に良くなっていくタイプ。師匠は自力で動ける脚があるし、抜かれるかもしれないなぁとは思ったけど、抜かれたくなかったですね」
師匠との連係でも、初日5連勝を逃して悔しさをあらわにした。
最後に“師匠が言っていた1度も抜けていないは本当?”と尋ねると「練習ではほとんど抜かれないです」と真剣な顔で答えてくれた。ただ最後は「師匠とワンツーが決まって良かったです」。表情を崩して弟子の顔になっていた。(netkeirin特派員)