【浜松オートG2】黒川京介がグレードレース5連続優勝!「攻めの走りができました!」

2025/08/03(日) 17:55

2025年8月3日 浜松オート
K-MIX杯 G2ウィナーズカップ

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7月30日から5日間の日程で開催された浜松オートのG2ウィナーズカップ。マスターズ(〜29期)、ライジング(30期〜)に分かれた勝ち上がりに特徴のある開催で、ともにテクニック、スピードをフルに発揮した熱戦が展開された。
一方、夏真っ盛りの開催で、気温、走路温度ともに上昇。熱走路への対策も重要なファクターとなったが、その中でも鈴木圭一郎は初日からただひとり4連勝で優出し、完全優勝に王手をかけた。グレードレース5連続優勝を狙う黒川京介、また大会連覇がかかる金子大輔、地元のベテラン伊藤信夫、木村武之も優出し、好メンバーでの10mオープン戦の構成となった。

※4日目レポートはこちら

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 良走路(走路温度50度)
*10mオープン戦
1/佐藤大地(浜松34期)3.34
2/木村武之(浜松26期)3.34
3/伊藤信夫(浜松24期)3.38
4/鈴木宏和(浜松32期)3.37
5/中村雅人(川口28期)3.36
6/金子大輔(浜松29期)3.36
7/黒川京介(川口33期)3.32
8/鈴木圭一郎(浜松32期)3.32
※右数字は試走タイム

優勝戦メンバー

試走タイムは3.32で黒川と鈴木圭がトップタイムをマーク。両者の折り返しが人気サイドに推された。
そして、数々の名勝負を生んできた走路が改修に入る前のラスト開催・優勝戦がスタート。まず飛び出した内枠の佐藤が逃げるも、3周回目に木村武之がとらえ、さらに6周回目に黒川が木村をかわして先頭に立ち、そのままリードを広げて優勝のゴール。G2は6月浜松のチャリロト杯G2浜松記念曳馬野賞に続いて通算9回目の優勝、さらにグレードレースは5月の川口記念から5大会連続優勝となった。黒川の次走はSGオートレースグランプリ。この勢いそのままに、2回目のSG制覇を目指していく。

◆レース展開

優勝戦スタート
1・佐藤がスタート先制する
6周回。7・黒川が2・木村をかわして先頭に立つ
最終周回。7・黒川が先頭、8・鈴木圭が2番手に上がる

スタートで10m最内から1・佐藤が先制して、2番手に4・鈴木宏、3番手に2・木村が付ける。外枠からも7・黒川、8・鈴木圭が中団位置で続く。3周回目に木村が鈴木宏を捲ると、さらに逃げる佐藤の内に入って先頭に立つ。黒川も外から捲りを狙うが、鈴木宏が内から佐藤を抜いて2番手に上がる。鈴木宏は木村の内を狙うが、木村も抑え、その隙を見逃さずに黒川が鈴木宏の内に入って2番手、続くように鈴木圭も3番に浮上する。黒川は6周回3コーナーで木村をかわして先頭奪取。抜け出した黒川は2番手以降とのリードを広げて優勝ゴール。最終周回に鈴木圭が木村をかわして2着。3着に木村が入線した。

【浜松オートG2ウィナーズカップ・優勝戦】
2連単7-8 320円(1番人気)
3連単7-8-2 740円(1番人気)

優勝/黒川京介(川口33期)
競走車名:イットウセイ
ランク:S3
競走タイム:3.418
今節成績:1着・1着・2着・1着・1着
次走出場予定:SGオートレースグランプリ(伊勢崎/8月10日〜15日)

自分から買ってくれたお客さんに貢献することができて嬉しいです。
すごく苦しかったですが、すごく状態が良かったので攻めの走りができました。試走は昨日が終わって曳馬野賞を優勝したときのセッティングに戻したら、すごく感じが良かったです。
(スタートは)自分なりに切れましたが、周りの選手が皆、早かったですね。もまれる展開だとやられることが多いので、もまれないように展開を作っていけるように集中していました。(跳ねも)昨日からピタッと止まって、今日も無くて良かったです。
(6周回目は)普段いかないところで苦しかったですが、木村さんのところは(コースを)外してしまい技術不足で申し訳なかったですが、何とか入れて良かったと思います。
前節を走った時は厳しいなと思いましたが、日に日に良くなっていい状態で走れ良かったです。次のSGグランプリの伊勢崎は苦手ですが、この流れで克服できるように、一生懸命走ります。

(P-NAVI編集部)

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