【サマーナイトフェスティバル】苦手な夏場克服に挑戦中の皿屋豊

2025/07/18(金) 22:15

玉野競輪のナイター「第21回サマーナイトフェスティバル(GII)」は18日、初日を開催。3Rの一次予選に出場した皿屋豊に話を聞いた。

「結果は良かったけど、暑すぎてしんどかった」と話した皿屋豊

 3Rは中部トリオが上位独占。前受けから5番手まで引き、すかさず仕掛けた皿屋豊が地元勢2車を受けると、隅田洋介が河端朋之に離れているところを3番手捲りで一気にのみ込んだ。浅井康太の差しを許さず白星スタートに皿屋の表情が緩んだ。

「河端君がスピードあるので、前々に攻めないとチャンスはないと思っていた。やっぱりラインで決まると嬉しいですね。結果は良かったけど、暑すぎてしんどかった。体感的には凄くキツかったです。ウォーミングアップをしっかりやらないとオーバーヒートしちゃう」

 感触とは裏腹に、苦手な暑さの中でも好結果を見せた。

「なんせ夏場に弱いので。体に熱がたまらないよう、外でなるべく動かないように気をつけている。年齢的にも疲労をためると厳しい。今年は自宅にサーキュレーターを購入して、冷房の空気を回す感じで。例年より寝苦しさもないです」

 工夫して苦手な夏場の克服に心血を注ぐ。練習では、昨年から脇本雄太の元へ出稽古も行っている。

「まだ発展途上ですが。今回、成長した姿を見せたかったんですけどね。ここと、次の京王閣記念が終わったら、また行かせてもらいます」

 進化を続ける元公務員の42歳が、二次予選A10Rで深谷知広、犬伏湧也、中野慎詞との4分戦に挑む。(netkeirin特派員)

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