2025/07/18(金) 22:38
玉野競輪のナイター「第21回サマーナイトフェスティバル(GII)」は18日、初日を開催。10R特別選抜予選で2着の岩本俊介に話を聞いた。
岩本はS班となった今年、南関地区の連係で番手、3番手を回る機会が増えた。それでも、岩本自身が追い込みマーク選手になったわけではなく、自力選手であることには変わらない。
初日の番組で新山響平の番手に付く選択肢もあるように思えたが、迷わず単騎を選択した岩本。自力選手としてのプライドが垣間見えた。
レースでは流れを見極め、要所要所の好判断で前々に。先手ラインの志田龍星-山口拳矢の3番手を確保するが、強襲した吉田拓矢に先着を許し3着入線。しかし、1着入線の山口が松浦悠士を落車させたため、岩本は繰り上がって2着となった。
「前のレースを見ていても、後方からの仕掛けは届く感じがなかった。脚を使ってでも1回斬ろうと。先に仕掛けられたら良かったけど、脚が溜まらなくて。でも、1回斬ったわりに少し余裕があったかな。脚の仕上がりは日に日に良くなると思う。久々に練習をみっちりできたので。やってきたことをレースに出すだけです」
準決勝フリーパスとなる「アルタイル賞」に進み、松井宏佑とのタッグで挑む。賞金倍増となった今年のサマーナイトフェスティバル。岩本にとっても、賞金の上積みを狙いたいところだろう。(アオケイ・八角記者)