金子幸央と言えば内外変幻自在のイメージがある選手だが「前期は失格(5回)の影響で自分のレースが全くできなかったんですよね。事故点があるじゃないですか。だから勝負どころでどうしても考えてから動く事になるんですよ。それによってワンテンポ遅れてしまったり、入らなきゃいけないところで行っていけなかったりで…。おっかなびっくり走っていたので、本当に苦しかったですよ。そういう事で点数も下がってしまったしね」と苦笑い混じりに話す。

　それで期が新しくなったけど、今期はどうなのと聞いてみた。

「6月が終わって確か3つ分、消えたと思います。まあ、無理はできないって感じだけど、もう一個くらいまでなら何とか(笑)。今回から自分のレースができるようになります。暑くなってきたけど、練習の方はしっかりやれています。調子の方は問題ないと思うし、のびのび自分のレースができればいけると思う」と言って締め括った。(アオケイ・忍足記者)