2025/06/24(火) 16:15
浜松オートレース場においてチャリロト杯G2「第3回浜松記念曳馬野賞」が6月25日(水)から29日(日)までの5日間シリーズで争われる。2023年に新設されたG2で、一昨年は鈴木圭一郎、昨年は高橋貢が優勝を飾っている。今回も地元の鈴木圭一郎、ナンバーワンの青山周平、スピード傑出の黒川京介らトップランカーが多数参戦。目の離せない5日間がスタートする。
◆初日の出走表(25日更新)はこちらでチェック
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鈴木圭一郎 が2回目の浜松記念Vへ
金子大輔は5月ゴールデンレースで優勝戦3着。そこから伊勢崎G2の稲妻賞まで5節連続の優出と、戦績安定している。近況は優勝まであと一歩のレースも多いが、今年序盤には山陽G1スピード王決定戦や浜松G2ウィナーズカップを巧みなレースで制している。高い総合力で、今開催も優勝争いに加わっていく。
切れ味抜群のスタートで展開優位に持ち込む鈴木宏和、一撃の魅力十分の佐藤貴也、ベテランの木村武之や伊藤信夫も巧みなレース運びから上位争いを賑わす。伊勢崎G2稲妻賞で、グレードレース初優勝した渡辺篤も侮れない。
栗原佳祐のブレークも待たれるところで、浜松記念は過去2大会で苦戦も、本来のスピードは傑出している。また、追加参戦だが、地元の女子レーサー北市唯の地元G1初出場(補充での出走は過去にあり)にも注目したい。
昨年の優勝戦は5名が浜松勢だっただけに、有力圏内の地元勢が今回は何人、優勝戦に進出してくるか興味は尽きない。
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青山周平がナンバーワンの実力を示す
伊勢崎からはディフェンディングチャンピオンである高橋貢の巧腕にも、連日注目だろう。
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黒川京介が2強の壁を越えるか
さらに、飯塚からは久門徹や浦田信輔、山陽からは丸山智史や6月の山陽G2ミッドでも優出している松尾彩にも注目したいところ。
G2開催と言えど、SG戦線で活躍する強力メンバーが集う一戦。だが、難解なのは、走路コンディションの変化だろう。30度を超す日も増えており、好天気なら走路温度もぐんぐん上昇して、追い脚を鈍らせる可能性も。また、浜松の雨は一本道の展開になることが多く、雨実績に劣っていてもコースを駆使して、後続の仕掛けをシャットアウト、重ハンデ勢や雨巧者が攻めきれずに高配当のパターンも目立っている。
5日間の予報では、傘マークのところもあり、状況を一変させる可能性も。走路コンディションの変化には細心の注意を払いたい。
※出場選手情報はこちら
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【G2浜松記念曳馬野賞・プレイバック】
23年10月 優勝:鈴木圭一郎
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◆今開催の勝ち上がり
「初日」
【予選=1〜12レース】
1着(12名)
1着を除く1位(12名)
1着を除く2位(8名)
→二次予選Aへ
1着を除く2位下位(4名)
1着を除く3位〜4位(24名)
1着を除く5位上位(4名)
→二次予選B
1着を除く5位下位(8名)
1着を除く6位〜7位(24名)
→二次予選C
「2日目」
【二次予選A=9〜12レース】
1着(4名)
1着を除く1位〜4位(16名)
→準々決勝戦Aへ
1着を除く5位〜7位(12名)
→準々決勝戦Bへ
【二次予選B=5〜8レース】
1着(4名)
1着を除く1位〜2位(8名)
→準々決勝戦A
1着を除く3位〜5位(12名)
→準々決勝戦B
【二次予選C=1〜4レース】
1着(4名)
1着を除く1位(4名)
→準々決勝戦B
「3日目」
【準々決勝戦A=9〜12レース】
1着(4名)
1着を除く1位〜5位(20名)
→準決勝戦へ
【準々決勝戦B=5〜8R】
1着(4名)
1着を除く1位(4名)
→準決勝戦
「4日目」
【準決勝戦=9〜12レース】
1着・2着(8名)→優勝戦
※勝ち上がり表PDFはこちら
(P-Navi編集部)