2025/06/18(水) 19:26
小倉競輪場のナイター「オッズパーク ホークス杯(FI)」が18日に初日を迎えた。S級予選で見事に逃げ切り勝ちを収めた真鍋智寛に話を聞いた。
予選は番手の掛水泰範がスタートを取り真鍋は正攻法。後方から上昇してきた同期の松本秀之慎を出して巻き返しのタイミングを探る。鐘4角付近から一気の踏み上げでダッシュを生かしたカマシが見事に決まる。
「突っ張りも考えましたが、ちょっとタイミングをずらされてしまい引いて叩こうと思いました。引き切ってラインごと出切れるように外々を踏んでいった」
残念ながら3番手の小野大介は踏み出しに遅れてしまいラインごと出切れなかったが、番手の掛水と2人で叩くことに成功。軽快に逃げて行った。
「でも正直なところ、ちょっと余裕がありませんでした。最後はガス欠になりかけて末が甘くなった。自分の中にちょっとズレがあるのかも」とあまり納得している感じではなかった。
競輪の実戦は宇都宮記念以来で約1か月振りだが、「少し不安があったけど、400走路のドーム競輪は走りやすい。好きなバンクでもある小倉だし頑張ります」と話してくれた。(アオケイ・真島記者)