2025/06/17(火) 09:00
6月17日より岸和田競輪場で開幕する「第76回高松宮記念杯競輪G1」に、 チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)から10選手が出場します! 今回はその中から、郡司浩平選手(神奈川99期)、森田優弥選手(埼玉113期)、中野慎詞選手(岩手121期)の3名に前検日インタビュー。チャリレンジャーへのたくさんの応援、今回もよろしくお願いします!
※高松宮記念杯競輪G1の前検日レポートはこちら
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【高松宮記念杯競輪G1(初日)12R=東予1】
「目の前の1着だけを目指して」
5番車:郡司浩平(SS・神奈川99期)
-今年ここまでG3を5回優勝しています。
郡司「年頭にしっかり 1着を取れるレースしたいというところでやってきた中で、それが決勝戦でもしっかり優勝という形で1着が取れて、結びついているかなと思います。もちろん、まだまだ足らない部分とか、補わなければいけない部分はたくさんあるので、そこをしっかり埋められるように、もうひと段階、上に行けるようにという感じですね」
-今年のG1戦についてはどう捉えていますか?
郡司「G1を目標にやっている中で、決勝には乗れていないのは、自分の中ではがゆい部分はありますけど。でも、まだこれからG1も残っていますし、しっかりこの後のG1決勝に乗れるように集中。とりあえず、もう目の前の1着だけ目指して走ります」
-平塚記念の決勝でもラインはそれぞれが役割を担うことで勝てるとコメントされていました。改めてラインの強さについては、いかがですか。
郡司「1着を取れているのは自分の力だけではないですし、そうやってラインの力があるからこそ1着が取れる、そこを含めて考えてやっています。その中で、人の後ろになった時も自力でやる時も、しっかり自分の役割、できることを全うして1着を取りたいなというところなので。平塚記念は特に、そういう並びだったり、役割だったのかなとは思います」
-神奈川、南関東を引っ張っていく中心のひとりとしては、どう考えらていますか?
郡司「各地区に中心となる選手がいて、輪で固めているとは思います。でも、僕自身がまだ核となる部分になれていないと感じています。まず自分が核となるように固めないと、周囲も固まってこない、そういう気持ちは感じていますね」
-前走から中15日空きましたが、ここまでの過ごし方は?
郡司「しっかり練習はしていましたし、調整は直前だけしたという感じです。この先を見据えた練習をずっと続けていて、伸びしろ、上積みをまだまだ作っている状態。その中でも、今できる力を発揮できるように調整はしてきました」
-初日のメンバーを見た印象は。
郡司「しっかり自力で走ります。ラインで決まるように、仕掛けるところはしっかり仕掛けて、勝負したいですね」
-最後に意気込みをお願いします。
郡司「自力でも人の後ろでも、自分のできることをしっかり全うして1着取れるように頑張ります」
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【高松宮記念杯競輪G1(初日)4R=東予1】
「成功の数を増やしていきたい」
7番車:中野慎詞(S2・岩手121期)
-ジャパントラックカップでの落車の影響は。
中野「内に包まれて、無理に外に行こうと思ったら、あいていたスペースが閉まって、そこで転んだような形になりました。自分の組み立ても悪いし、強引すぎたので、自落のような感じでした。(ケガは)肩鎖関節の中が炎症していると言われ、軽傷でしたが、リハビリや治療をした感じです」
-その後の静岡F1は2着2着7着でした。
中野「静岡は全然走れなかったですね。でも、しっかり静岡が終わってからも練習はできているので、体の状態も良くなっていると思います」
-SNSでは「成功の数より失敗の数が多い、成功を増やしたい」と発信していました。
中野「転ぶことが多いなと考えていたときに、確かに今まで1着など成功したことを考えても、失敗した数の方が多いなと。失敗して覚えるし、失敗して強くなるんですけど、失敗ばかりしていても次につながらない。成功の数を増やす練習をすれば、失敗の数も減ると思いますし、そうしていけば、成功と失敗が5対5だったものが、6、7、8と上がっていって、いい状態になっていくと思いました」
-今年2回目のG1参戦ですが、そういった思いをどう生かしていきますか?
中野「やっぱり、こういうとことで自分が思っていることを走りで表現していきたいですね。力を出し切ること。内に包まれたり、引いて何もできなかったり。そうではなくて、しっかり仕掛けて、主導権を握って、力を出し切れば結果はついてくる。まずは力を出し切れば、ライン戦なので、自分に展開も向きます。でも、力を出せなければラインも機能しないので、そこは気を付けたいと思います」
-静岡から中8日ですが、ここまではどのように過ごしましたか?
中野「ナショナルチームの練習とケガの治療。いつも通り過ごしてきました。ケガは良くなってきたと思いますが、どれくらい良くなってきたかは、まだ分からないので、指定練習や1走して掴めてくるのかなと思います」
-初日は4レースに出場です。
中野「皆、自力が強いですね。隙が無くなるレースになっていくのかなと」
-最後にメッセージをお願いします。
中野「6日間、自分のいい走りを見せられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
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【高松宮記念杯競輪G1(2日目)2R=東予1】
「走れる喜びを感じながら」
番車:森田優弥(S1・埼玉113期)
-まず高知記念での落車がありましたが、影響は?
森田「右鎖骨の骨折ですね。ワイヤーを入れる手術もしましたが、感覚としては5、6割は戻ってきている感じですね」
-復帰してからの3場所を振り返ると。
森田「全体的にまだ微妙な感じはありますね。F1だったというのもありますけど、たまたま決勝に乗れている感じです」
-競走に対するイメージは?
森田「9車立ての全プロで復帰して、それを持ち帰っていろいろ練習しました。できるだけ、この高松宮記念杯には万全の状態では来られているとは思います」
-奈良から中4日です。
森田「毎日、練習はしてきました」
-今開催は東地区同士、普段連携する選手とも対戦することになりますが。
森田「そうですね。そこは割り切って、頑張りたいと思います」
-最後に意気込みをお願いします。
森田「1走、1走を走れる喜びを感じながら、自分のレースをできたらなと思います」
※チャリレンジャーとは
(P-Navi編集部)