2025/04/26(土) 23:25
2025年4月26日 岐阜競輪
第3回オールガールズクラシックG1(2日目)
※ナイター開催
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【岐阜競輪G1(2日目)10R=L級ガールズ準決勝】
1/石井貴子(L1・千葉106期)
2/石井寛子(L1・東京104期)
3/吉川美穂(L1・和歌山120期)
4/太田りゆ(L1・埼玉112期)
5/小林莉子(L1・東京102期)
6/細田愛未(L1・埼玉108期)
7/日野未来(L1・奈良114期)
日野が主導権を握り、2番手に小林、3番手を細田が取って最終HSを通過。最終2コーナー6番手から太田が捲りに出るも前団には届かず不発。先行する日野の2番手から小林が抜け出して1着。2着に細田、3着に石井貴が入線した。3連単は31万円台の高配当決着。
1着/小林莉子(L1・東京102期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予2・準1
G1決勝:3回目(24年4月オールガールズ以来)
※オールガールズは2年連続2回目の決勝進出
昨年の競輪祭に(太田)りゆちゃんの後ろで離れて悔しかったので、スタート以外はできるだけ前々。結果的に日野(未来)さんの後ろから、よく伸びたと思います。日野さんが強かったのと、読み通りになったのが良かったです。昨日はタイミングがズレて伸びを欠いたので、しっかり修正できました。昨年の悔しさを今年は回収してやると思っていたので、まずは決勝に乗れて良かったです。あとはG1をまだ優勝していないので、獲りたい気持ちが強い。新フレームでいい流れも来ていますね。ここまで来たら、あとは気持ちだけだと思うので頑張りたい。優勝だけ狙って何でもやります。
2着/細田愛未(L1・埼玉108期)
今回成績:予2・準2
G1決勝:初
(太田)りゆちゃんが強いと思ったので、後ろに付いてもちぎれると思ったし、それなら前でいい位置を取ってからと思っていたので良かったです。(石井)貴子さんが前をあけていたので、1車でも前にいたいなと。展開が良かっただけ。あまり考えずに、落ち着いていこうと思っていました。(G1初優出は)素直に嬉しいですが、自分でもビックリの方が大きい。2走とも軽く感じて、反応もいい。しっかり考えて、良い着を取れるように頑張ります。
3着/石井貴子(L1・千葉106期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:テ3・準3
G1優勝:1回(24年6月パールカップ)
※オールガールズは初出場・初優出
太田(りゆ)選手より前からレースを進めたかったのでそうしましたが、少し太田選手の動きを警戒し過ぎてしまいました。3着だったのは恵まれたと思いますし、人のレースを見て、明日のレースのことを考えるのは非常に嫌な時間ですね。私は地元選手ではないのですが、(出身が岐阜で)大きな横断幕を張っていただいたり、頑張れと言われているのを感じます。力に変えられるように精いっぱい走りたいと思いますし、明日は、今日のレースを見返して反省し、集中して走りたいと思います。
※10Rレース結果
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【岐阜競輪G1(2日目)11R=L級ガールズ準決勝】
1/坂口楓華(L1・愛知112期)
2/尾崎睦(L1・神奈川108期)
3/熊谷芽緯(L1・岩手124期)
4/梅川風子(L1・東京112期)
5/柳原真緒(L1・福井114期)
6/山原さくら(L1・山口104期)
7/小林優香(L1・福岡106期)
打鐘から小林が上昇して4番手に入る。熊谷が先頭で、2番手は坂口が車間をあけて続く。最終HSで5番手から山原がスパートすると、前の熊谷も踏んでいく。山原を追うように梅川も仕掛けると、熊谷の2番手から坂口も捲りを打つが、梅川が大外一気に飲み込んで最終BSで捲り切る。梅川に柳原が続いてゴール前詰めるが、梅川が押し切り1着。2着に柳原。3着にゴール前で坂口をかわした尾崎が入線した。
1着/梅川風子(L1・東京112期)
今回成績:予1・準1
G1優勝:1回(23年11月競輪祭)
※オールガールズは初優出
自力自在の印象の選手が多かったので、自力で早めに仕掛けるのがポイントかなと思っていました。自分が最初から後方だと、ああいう展開にならないので、ひとつでも前にいて1回動かせば、レースに幅が出るので良かったかなと思います。山原(さくら)さんが行かなければ行く、行ったら追いかける感じでした。風が落ち着いていたので、そこも味方になりましたね。(最後は)抜かれたかなという感じだったので、最後は少し甘かったかなと。正直、ベリーグッドではないですが、OKという感じ。こういうところで決勝に乗らないとスタートラインに立てない。あとは決勝に乗るからには獲らないと意味がないので、獲りたいです。
2着/柳原真緒(L1・福井114期)
今回成績:予2・準2
G1決勝:5回目(24年6月パールカップ以来)
※オールガールズは2年連続2回目の決勝進出
並びも展開も思った通りにいったので、追走に集中していました。(梅川の後ろが)一番取りたかったところ。(梅川は)上っていても、下っていてもずっとグイグイ伸びていて、脚をためることができなかったです。ガムシャラに行きましたが、最後は届かなかったですね。今の感じではギリギリ間に合ったかなという感覚でここに来られました。位置にこだわって、展開をしっかり考えていきたいです。
※11Rレース結果
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【岐阜競輪G1(2日目)12R=L級ガールズ準決勝】
1/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
2/尾方真生(L1・福岡118期)
3/児玉碧衣(L1・福岡108期)
4/鈴木奈央(L1・静岡110期)
5/久米詩(L1・静岡116期)
6/當銘沙恵美(L1・愛知118期)
7/太田美穂(L1・三重112期)
前受けの太田が先行態勢に入っていく。7番手から久米が動いて、最終HSで児玉の後位まで上昇していくと、最後方から尾方も仕掛けていく。3番手で児玉は後続の動きを警戒する。最後方の佐藤は最終2コーナーから捲りを打つと、児玉も3番手から踏み出していく。児玉は逃げる太田を最終2センターでとらえると、捲り追い込む佐藤を振り切り1着。2着に佐藤。児玉を追った鈴木が3着に入線した。
1着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
今回成績:予1・準1
G1優勝:2回(24年4月オールガールズ)
(1着は)ギリギリだったので。(最終HSで久米)詩が仕掛けてきたと思ったので、危うく前に踏みそうになったのですが、我慢して(佐藤水菜を)引きつける感じでした。3コーナーの上りでいった分、余力がなかったし、サトミナ(佐藤水菜)が近づいてくるのが分かり、力んでしまい、上手く脚を回せなかったので、明日の修正点ですね。最後は、抜かれたと思いました、一杯いっぱいでしたね。準決勝の10R、11Rを見て熱くなり、気合が入りました。直前に、角(令央奈)さんに練習メニューを組んでもらい、師匠(藤田剣次)にスピード練習とセッティングを見てもらい、すごくいい1週間だったと思います。昨年の優勝イメージを持って今日のように集中して走れたらと思います。優勝を目指します。
2着/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
今回成績:予2・準2
G1優勝:2回(24年11月競輪祭)
※オールガールズは23年に優勝
2番車(尾方)と5番車(久米)が後ろにいて、自分が仕掛けないから先に仕掛けられてしまった。タイミングや仕掛ける場所がなく、自ら面倒になる位置にいってしまったことが問題ですね。(最終HS過ぎは)コースがなかったです。(最終3コーナー過ぎは)3番車が外に上がったので、そこは踏ん張らないといけないところ。何とか届いてくれと思いました。ギアが軽くセッティングも悪いわりには動けているし(状態は)悪くないのでは。今年の目標は、脇本(雄太)さんと同年にグランプリスラムを達成することなので、達成したいですね。頑張ります。
※12Rレース結果
※G1決勝の( )は直近のG1優出開催
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【岐阜競輪G1(最終日)12R=L級ガールズ決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/梅川風子(L1・東京112期)
3/小林莉子(L1・東京102期)
4/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
5/細田愛未(L1・埼玉108期)
6/柳原真緒(L1・福井114期)
7/石井貴子(L1・千葉106期)
決勝は、連勝で勝ち上がった児玉碧衣と梅川風子。強烈な捲り足の佐藤水菜。好位から鋭く追い込む小林莉子。オール2着の柳原真緒と細田愛未。3着から1名の勝ち上がり権利を得た石井貴子の7選手が進出した。
レースは、誰が先手を奪うかによって大きく展開が動きそうだが、警戒しあってペースが上がらないと、ダッシュ力に長けた佐藤水菜や梅川風子には好展開になりそうか。しかし、直前の練習で好感触の児玉碧衣も、好調時の脚力に戻ってきている感があり、大会連覇の可能性も十分か。
今年最初のガールズケイリンのG1戦。タイトルを手にし、ガールズグランプリ2025の出場権を最も早く獲得するのは、果たして誰なのか。
好メンバーによる大注目の一戦は、20時30分発走予定。お見逃しなく!
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【オールガールズクラシックG1・過去レポート】
第2回久留米(2024年4月)
優勝者:児玉碧衣
第1回松戸(2023年10月)
優勝者:佐藤水菜
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【開催レポート】
初日 前検日 出場チャリレンジャーインタビュー
(P-Navi編集部)