【浜松オート特別G1】青山周平が完全優勝!G1最多優勝記録を30回に更新!

2025/03/23(日) 18:00

2025年3月23日 浜松オート
特別G1共同通信社杯プレミアムカップ(最終日)

年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦出場を目指す上で、優勝戦ポイントが付与される重要な開催となる特別G1プレミアムカップ。今回は浜松オートレース場を舞台に、19日から5日間シリーズで開催された。
初日から連勝を重ねたのは青山周平と黒川京介の2人で、ともに無傷のまま準決勝戦も快勝して優勝戦に進出。また地元浜松からはナンバーワンの鈴木圭一郎をはじめ、金子大輔、鈴木宏和がファイナルに駒を進めた。また、35期の佐藤励は特別G1初優出。目標に掲げる年末のトライアル戦出場に向けて、まずは一つの山を越えた。好メンバーがそろった優勝戦は、枠番選択の0mオープン戦の構成となった。

※準決勝戦のレポートはこちら

優勝戦の出場選手紹介

【12R=優勝戦】
8周回4,100m 0mオープン戦
風走路(走路温度25度)
1/青山周平(伊勢崎31期)3.27
2/黒川京介(川口33期) 3.27
3/金子大輔(浜松29期) 3.28
4/鈴木圭一郎(浜松32期) 3.28
5/佐藤励(川口35期)3.27
6/荒尾聡(飯塚27期)3.31
7/鈴木宏和(浜松32期)3.31
8/松尾啓史(山陽26期)3.30
※右数字は試走タイム

最終日は晴れ。前日よりも気温は上昇し、12レースの時間帯でも20度を記録。風が吹くコンディションでの試走は、青山、黒川、佐藤の3名が3.27で並びトップタイム。3.28で金子、鈴木圭が続いた。一番人気は青山で、対抗には黒川、鈴木圭、金子が推されていた。

スタンドから声援が飛び交う中、優勝戦がスタート。黒川が好ダッシュを見せるが、青山が先頭譲らずに逃げていく。道中も黒川、金子、最後は鈴木圭も追い上げてくるが、8周回をシャットアウトした青山が完全優勝のゴール。特別G1プレミアムカップは昨年の山陽に続いて大会連覇、通算6回目の優勝となった。また、通算G1優勝回数も30回とし、自身の持つG1最多優勝記録を更新した。なお、青山は浜松走路で、昨年12月のG1スピード王決定戦、今年2月のSG全日本選抜、そして今回と16連勝で3開催連続の浜松グレードレース完全優勝を決めた。

■レース展開

優勝戦のスタート
1周回3コーナー。1・青山が先手を譲らない
道中で4・鈴木圭が追い上げてくる
最終コーナー。2・黒川も逆転を狙うが、1・青山が押し切る

スタートは、黒川が飛び出していくが、内から青山が譲らず先頭をキープ。金子も内を狙うが、青山がおさえて、2番手は黒川、3番手に金子で周回を重ねていく。黒川は2番手でチャンスをうかがうが、仕掛け切るまでには至らない。5周回目に鈴木圭が荒尾を捲り4番手、さらに最終周回で金子を捲り3番手に上がる。2番手の黒川は最終コーナーで内に向けて逆転を狙うが、青山が振り切って優勝のチェッカー。最後外からの強襲の鈴木圭が2着、黒川が3着に入線した。

【特別G1共同通信社杯プレミアムカップ・優勝戦】
2連単1-4 510円(3番人気)
3連単1-4-2 1,090円(3番人気)

優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S2
競走タイム:3.373
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:山陽G1(4月9日〜13日)

嬉しいですけど、ちょっと道中滑らせてしまって、迷惑をかけてしまったので、反省しつつ、喜びたいと思います。
(今開催は気温の変化が激しく)思った以上に車の調整が難しかったです。
(試走は)今節で一番良かったと思います。
スタートは自分なりに一生懸命に切ったんですけど、やはり先行されてしまったので、もっともっと練習が必要です。(道中は)一杯いっぱいの8周回、途中でフロントも滑って、まったく余裕がありませんでした。
自分が滑らせても後続の選手方がうまく対応してくれて、しっかりゴールできたので、まずは今後失敗しないようにしたい。それに、皆がスタート速いので、もっともっと練習します。
(8周回が)長かったなという感じ。浜松は最近、結果も出て、乗りにくい部分はありますけど、それは皆が同じ。その中でも結果を残せたので、本当に良かったです。
今年度の最後のレースで優勝できて嬉しいです。また、一からスタートを練習して、良いレースができるように頑張ります。

(P-Navi編集部)

閉じる

新着ニュース一覧