ナショナルチームに所属し世界を股にかけて活動している仲澤春香は、2月はアジア選手権、直前はネーションズカップにそれぞれ出場。ただ、思ったような成績を残せなかったようで「通用しない部分が多かった。というか、1ミリも通用していなかったです。今のままでは絶対に勝てない世界。レベルアップはしているけど、成長速度を考えると…。もっと頑張らなきゃいけないと思いました」と悔しさをグッとこらえて現状を分析した。

とはいえ、ガールズケイリンでは前回の大宮でナショナルの先輩・太田りゆを差し切って完全Vを飾るなど、目下のところ23連勝中。ここでも断然の人気を集めることになりそうだ。

「(ネーションズカップから)18日に帰国。来週からまた練習が始まるし、体と心を整理しようと思って(帰国後は)しっかり休みました」と調整具合を明かし、レースについては「動ける人が多いので、自分もそこに乗り遅れないように。なおかつ焦りすぎないように走りたいと思います」とプランを練っていた。(netkeirin特派員)