2025/02/24(月) 16:45
2月24日、豊橋競輪場で行われた全日本選抜競輪(GI・最終日)の決勝は、脇本雄太(35歳・福井=94期)が差し切って1着、捲った寺崎浩平(31歳・福井=117期)が2着、追い込んだ深谷知広(35歳・静岡=96期)が3着に入った。3連単は⑨-⑦-③で27,210円という配当だった。
レースは前受けの眞杉匠(26歳・栃木=113期)が突っ張り先行。古性優作(34歳・大阪=100期)が3番手、人気の福井勢は後方から。残り1周で最後方にいた深谷が内を突いて6番手に上がり、寺崎の進路をカットしたが、そこから先に寺崎が仕掛け、最終バックで一気の捲りを放つ。車間を切りながら追走していた脇本だが、脚色が良過ぎて大外を離し気味に回る。これに吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が番手捲りで対抗するが、脚色は完全に寺崎、脇本が良い。最後の直線に入って、寺崎が先頭に立つも、大外から脇本が一気に差して見事優勝。グランドスラムを達成した。