【飯塚オートG1】鈴木宏和が念願のグレードレース初優勝!

2024/12/17(火) 23:35

写真提供:飯塚オートレース場

2024年12月17日 飯塚オート
チャリロトpresentsG1開設68周年記念レース
〜トーマスメモリアル 魂の継承 Vol.10〜
(最終日)ナイター開催


※準決勝レポートはこちら

【12R=優勝戦】
8周回4,100m 10mオープン戦
良走路(走路温度3度)
1/緒方浩一(山陽30期)3.31
2/石本圭耶(飯塚34期)3.32
3/藤岡一樹(山陽29期) 3.30
4/丹村飛竜(山陽29期)3.26
5/荒尾 聡(飯塚27期)3.28
6/鈴木宏和(浜松32期)3.30
7/佐藤 励(川口35期)3.26
8/金子大輔(浜松29期)3.28
※右数字は試走タイム

スーパースターフェスタ2024を目前に控え、2024年の最後のG1開催として13日に開幕した飯塚オートG1開設68周年記念レース。昨年の覇者・鈴木圭一郎の直前欠場はあったものの、地元の荒尾聡や金子大輔の実力者をはじめ、記念初Vを狙う鈴木宏和、2日目まで14連勝を果たした佐藤励らが、日替わりの走路コンディションの中、連日の熱戦を展開した。
10mオープン戦となった優勝戦。試走は3.26で丹村が一番時計。3.28で荒尾、金子が続く。一番人気には地元の荒尾が推され、対抗には佐藤、丹村、金子らを中心に支持を集めた。
走路温度3度、冷えた良走路のコンディションで迎えた優勝戦。6枠から鈴木がトップスタートを切り、逃げ態勢に持ち込む。2番手から荒尾、丹村、佐藤が追い上げる中、8周回を逃げ切った鈴木が念願のグレードレース初優勝を決めた。

■レース展開

優勝戦のスタート(写真提供:飯塚オートレース場)
6・鈴木が逃げて、5・荒尾と4・丹村が2番手争い(写真提供:飯塚オートレース場)
最終コーナー。7・佐藤が2番手まで追い上げるが、6・鈴木が振り切る(写真提供:飯塚オートレース場)
スタートで6・鈴木が内枠を飲み込んで、1コーナー先制する。2番手には最内の1・緒方、3番手に5・荒尾、4番手に4・丹村が付ける。鈴木が逃げ態勢に入り、3周回1コーナーで荒尾が緒方をかわして2番手、丹村も4コーナーで緒方を抜いて3番手に上がる。鈴木が逃げる中、6周回目に丹村が荒尾のインに入るが、すぐさま荒尾も再度インを狙い2番手を奪い返す。スタート後手の7・佐藤は7周回目に4番手まで浮上すると、最終周回で丹村、荒尾の2車を抜いて一気に2番手に。逃げる鈴木に、佐藤も詰め寄るが、鈴木が振り切って優勝のチェッカー。2着に佐藤、3着に荒尾が入線した。

【G1開設68周年記念レース・優勝戦】
2連単6-7 4,610円(14番人気)
3連単6-7-5 10,860円(37番人気)

写真提供:飯塚オートレース場
優勝/鈴木宏和(浜松32期)
競走車名:ナアーモ
ランク:S15
競走タイム:3.355
今節成績:3着・3着・2着・1着・1着
次走出場予定:浜松(12月21日〜23日)

◆優勝インタビューより
すごく嬉しいです。(グレードレースが)やっと獲れました、長かったです。
(優勝の喜びは)ずっと見てくれた師匠(馬場雄二)、周りの先輩、今日も最後まで残ってくれた(深谷)俊太に(伝えたい)。
試走はちょっと失敗しました。試走が出なかったので、スタートに集中しました。道中は乗りやすかったと思います。
(逃げているときは)誰も来ないでと思っていました。
(ゴールは)やっと獲れた、という気持ち。(勝因は)スタートです。(タイヤは)朝あてたのがすごく良くて、ラッキーでした。
これからも日本一のスタートに磨きをかけて頑張るので、応援よろしくお願いします。

写真提供:飯塚オートレース場
写真提供:飯塚オートレース場
写真提供:飯塚オートレース場

(P-Navi編集部)

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