【西武園競輪・ナイター】佐々木祐太「自転車がバチッとハマった」

2024/12/01(日) 09:30

西武園競輪場のナイター競輪「テレ玉杯(FII)」が1日に最終日を開催。最終日12RのA級決勝を走る佐々木祐太に話を聞いた。

「自転車がバチッとハマってレースに集中できるようになりました」と話した佐々木祐太

 初日は正攻法から山崎航を突っ張り切り、番手の谷津田将吾には交わされたものの2着に逃げ粘った。準決勝は逃げた原井剣也の番手、松岡孝高の牽制を乗り越えて力強く捲り切って久々の優出を決めた。

 前検日には「6場所前の岸和田ミッドから3場所、新車を使ったけどあまりよくなかった。同じ時期に届いたもう一個を3場所前の青森モーニングから使い始めてから色々試行錯誤しているのですが…。自転車が迷走中です(苦笑)と」不安げな表情を浮かべていた。

 だが、準決勝を終えた後の表情は明るく、「自転車がバチッとハマってレースに集中できるようになりました。捲りの展開になったけど、落ち着いて仕掛けることができました」と満面の笑みを浮かべていた。

 決勝戦は佐々木祐太に連勝の金澤竜二、3番手は地元の野中祐志が準決勝(で金澤と連係した)の流れで固めることとなった。相手はシリーズリーダーでもある徳田匠に四宮哲郎、伊藤世哉の中近ライン。単騎となった松岡孝高が相手。

「徳田さんとはいつぞやの立川(8月開催)の決勝で、山田敦也さんを付けて何もさせてもらえなかった…」と少々しょんぼりした様子。

 佐々木も徳田も同型のタイプが苦手という2人の対戦となるが、いい感触を掴んだ佐々木は徳田にメラメラと闘志を燃やすことだろう。(アオケイ・宮本記者)

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