2024/11/05(火) 17:15
四日市競輪場のナイター「開設73周年記念・泗水杯争奪戦(GIII)」は7日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
古性優作は不参加だが、今節参加のS班のメンバーは、眞杉匠、新山響平、松浦悠士、佐藤慎太郎の4人。眞杉匠はグランプリ出場に向けて、賞金順位が5位で9781万円あり、当選確実。勝負駆けの新山響平は、前回の京王閣記念の準優勝で、ひとつランクアップして8位で8107万円。今回も痺れる戦いが続く。松浦悠士は17位で、今回優勝しても、競輪祭の準優勝や3位では、賞金では厳しい計算。佐藤慎太郎は13位で、競輪祭の準優勝賞金(2372万円)なら捲れる可能性もあり、今回は大事なシリーズ。他にも親王牌で決勝に乗っている寺崎浩平や佐々木悠葵、ナショナルチームの中野慎詞もいて、メンバーはかなり良い。
過去5年の優勝者だが、昨年が浅井康太、その前が守澤太志、坂井洋、諸橋愛、佐藤慎太郎。昨年は4月にも協賛GIIIがあり、その時も地元の浅井康太が優勝している。
初日特選の想定メンバーと並びだが、北日本は競走得点通りに新山響平、佐藤慎太郎、守澤太志。
これで決勝に中野慎詞が勝ち上がると新山響平は2段駆けの布陣。
関東は逆回りも僅かに考えられるが、親王牌の準決と同様に眞杉匠に佐々木悠葵。
近畿は寺崎浩平に三谷将太。
浅井康太は地元記念でもあるし、この3番手は回れないだろう。そして松浦悠士は単騎の戦いだ。
浅井康太を中心に、地元の他のメンバーは柴崎淳と俊光の兄弟。忍者・坂口晃輔、ベテランだが乗れている上田国広、スピードのある谷口遼平、自在脚質の伊藤裕貴。
最終日には125期生によるルーキー企画レースも組まれており、2班に特別昇班している栗山和樹が一歩リード。前回の松阪で完全優勝とパワーは更に上昇中。次の評価が特別昇班して2場所目になる遠藤拓巳。