脇本雄太選手・グランプリスラム達成祝勝会!「次はダブルグランプリスラムを目指せるように」

2025/09/16(火) 15:55

今年2月に豊橋競輪場で開催された「万博協賛 第40回全日本選抜競輪G1」を制して、史上初のグランプリスラムを達成した脇本雄太選手(福井94期)の祝勝会が9月16日、福井市内のホテルにおいて、競輪選手や関係者ら約180名を集めて挙行された。

※優勝した第40回全日本選抜競輪G1(最終日)レポートはこちら

まず冒頭で、一般社団法人日本競輪選手会福井支部・鷲田幸司支部長が「昨日行われた共同通信社杯競輪の関係者の皆様、そして全国から参加いただいた競輪選手の皆様、お疲れ様でした。そして、本日、脇本雄太選手グランプリスラム達成祝勝会にご臨席いただきありがとうございます。皆様のおかげで、当会員の脇本雄太選手が競輪界におけるすべてのG1タイトルとグランプリを優勝して、史上初のグランプリスラムを達成することができました。この大偉業の達成、そして祝勝会を無事に開催できましたことに感謝申し上げます」とあいさつ。

福井市の西行茂市長、公益財団法人JKAの木戸寛会長、公益社団法人全国競輪施行者協議会の今成貞昭理事長、一般社団法人日本競輪選手会の安田光義理事長、脇本雄太後援会会長でAOIホールディングス株式会社の山本晃司代表取締役より、今回の偉業達成への祝辞が述べられた。
また、祝勝会では脇本選手が指名した3名とトークセッションも開催。トークの最後には、3名から脇本選手へそれぞれメッセージも送られた

村上義弘さん
「今、脇本が『村上さん』と言ってくれることが嬉しいですし、私にとっても現役時代に脇本の存在は大きかったです。これからも脇本のような後輩がどんどん育っていってほしいし、その中心にいてほしい。何よりもグランプリスラムは誰も達成したことがない領域に入っているので、これからも目標を作るのは難しくなってくるけど、脇本が1着を取るとファンの皆さんが本当に喜んでくれる。ファンの皆さんの思いを背負って、良いレースを見せてもらって、これからの競輪界をどんどんけん引していってほしいと思います」

平原康多さん
「自分は先に引退したわけですけど、脇本君は前人未到のグランプリスラムということで競輪界を盛り上げてくれて。この記録を超えられる人はなかなか今後出てこないと思いますが、この力をもっともっとあと何年も誇示し続けていってもらいたいです。頑張ってください」

古性優作選手
「脇本さんは皆さんが知っていると思いますが、後輩思いですし、弟子の面倒見もいいので、僕が絶対にできないくらいすごい。その背中を見て近畿の後輩が育っていると思うので。これからも近畿を引っ張っていってもらえればなと思います」

恩師である辻正男さんから花束贈呈
グランプリスラム達成までの軌跡を振り返る映像では、あまりの強さに会場から改めて驚きの声も

登壇した脇本雄太選手は、「今日はありがとうございました。皆にグランプリスラムは通過点とか言われてしまったので、次の目標を立てるのが難しいところですが、言われた通り、次はダブルグランプリスラムを目指せるように一生懸命、頑張りますので、今後ともよろしくお願いします」と力強く宣言し、会場は大きな拍手に包まれ、祝勝会は大盛況のうちに幕を閉じた。

(P-Navi編集部)

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