2025/09/16(火) 19:22
立川競輪場「報知ゴールドカップ・山口健治杯(FI)」が17日から開催されている。2日目の17日に行われるA級準決勝の4Rに出場する三木健正に話を聞いてみた。
予選は1番人気を背負って登場だ。一旦は太田将成に突っ張られたが、打鐘で巻き返して最終2角で出切って押し切り勝ちだ。ただ、番手の吉川嘉斗は捌かれてしまい、ラインで決める事はできなかった。
「相手は突っ張りか飛び付きと考えていたけど、飛び付きの方が高いと思っていました。なので下げてのジャンカマシか、早めの巻き返しっていう作戦でした。だけど、自分はダッシュないので中途半端な仕掛けになってしまった。そこのところが反省点ですね」と振り返ってくれた。
これで予選は6連勝となり、近況は準決をクリアする回数も増えてきている。それに伴って今期の競走得点も91点台に乗せる事ができている。
「丁度、今の時点ではS級点のボーダー付近なんですよ。今の自分に足りないものはダッシュとトップスピード。これをどうやって身につけていこうか色々とやってはいるんですがね(苦笑)。もっとレベルアップしないとS級では戦えないと思う」と現状の課題を話す。
準決勝は番手が坂本晃輝で2車であり、3番車で車番が悪く押さえざるを得ないレースになりそう。最初のコメントでは地元の山本恵太郎が「三木君の3番手」と言っていて3車だったのだが、後のコメント変更で2車になったという経緯がある。
それを坂本晃輝と一緒に聞いていて「そうなんですか? 分かりました。3車だからこうしようとか考えていたんですが、2車だとちょっと考え直さないといけませんね」とポツリ。(アオケイ・忍足記者)