2024/10/29(火) 10:00
久留米競輪のミッドナイト「楽天ケイドリームス杯(FII)」が29日、最終日を迎える。9RのA級決勝に出走する那須久幸に話を聞いた。
準決勝9Rは、突っ張り先行に出た甲斐俊祐が力強く逃げ切った。好展開だった地元の那須久幸は8分の1輪差まで迫ったが甲斐に振り切られた。今期は12節目で、準決勝で失格した1開催を除くと全ての開催で決勝進出を果たしている。52歳はまだまだ元気いっぱいだ。
「いやー、かわせるかと思ったけど。甲斐君が強かった。決勝はなんとか頑張りたいですね」
来年1月からは23年後期以来のS級復帰が決まり、今期も失格を喫しながらS級点を取れそうなペースで突っ走っている。7月のホームバンク戦は連勝で勝ち上がって準優勝だった。2006年6月以来となる久留米でのVが近くて遠い。その後は準Vを5回経験している。再び甲斐目標から18年ぶりの地元Vなるか注目だ。(netkeirin特派員)