2024/08/04(日) 18:44
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「燦燦ダイヤモンド・滝澤正光杯」G3(最終日)
サマーナイトフェスティバルから半月、グレードレースが続く松戸競輪で、7月1日より開催の開設74周年記念「燦燦ダイヤモンド・滝澤正光杯」G3が最終日を迎えた。
深谷知広、清水裕友、眞杉匠のS級S班3選手が参戦したシリーズは、地元千葉をはじめとする南関東勢が躍動し、決勝に4選手を輩出。中でも深谷は、準決勝で食い下がる藤井侑吾との主導権争いを制すると、末の粘り脚も発揮するなど強烈な存在感を示すと、連日の番手戦の地元岩本は、着実に対応力を付け成果をあげた。また、3日間バックを取る競走で近況好調の取鳥雄吾やS班の清水も、不得手な夏季の調整に手応えを掴みつつ機動力を発揮。今年のダービー王・平原康多も苦しい展開を凌ぎ決勝進出を果たした。
注目の決勝は、新村穣の番手がもつれて、平原が打鐘から先行する展開になるが、清水裕友が最終2コーナーから捲りで抜け出し、そのまま後続を引き離して1着でゴール。今年2月の静岡以来、今年3回目、通算12回目のG3を優勝を成し遂げて、次戦のオールスター競輪に弾みをつけた。
※準決勝のレポートはこちら
【松戸競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/岩本俊介(S1・千葉94期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/平原康多(S1・埼玉87期)
4/阿部力也(S1・宮城100期)
5/深谷知広(SS・静岡96期)
6/月森亮輔(S2・岡山101期)
7/和田健太郎(S1・千葉87期)
8/新村穣(S2・神奈川119期)
9/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
【レース展開】
9取鳥-2清水-6月森、3平原-4阿部、8新村-5深谷-1岩本-7和田で周回。まず新村が上昇して青板BS過ぎに取鳥を抑えに行くと、取鳥は番手で粘り深谷と並走に。新村が先頭で、番手は競りが続き、その後位には清水が続く。打鐘前に平原が仕掛けて、新村を叩き先行態勢に入る。位置を取り切った深谷は最終HSで捲りを打つと、この仕掛けに清水も続き、最終2コーナーで深谷の上を捲っていく。清水は最終3コーナー過ぎに逃げる平原を捕え、後続に3車身差をつけて優勝のゴール。車間はあいたが清水マークの月森が2着で中国ワンツー。3着には和田が入線した。
【松戸競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単2-6 2,090円(9番人気)
3連単2-6-7 21,990円(66番人気)
決まり手:捲り-マーク
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