2025/11/23(日) 09:01
小倉競輪「第67回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」が22日に4日目を開催。5Rの選抜に出走した清水裕友に話を聞いた。
まさかの一次予選敗退でSSからの陥落が決定してしまった清水裕友。ファンも3走目が敗者戦になってしまうとは思ってもいなかっただろう。桑原大志を連れて、どんなレースをするのか注目が集まった一戦は、前受けから車を下げてのロングスパート。最後は小原太樹の強襲に屈したが、2着に逃げ粘った。
「初手は後ろ攻め以外が良くて。ペースで行ったけどキツかった。やっぱり攻める姿勢から戻していかないといけないので」
清水裕友の持ち味の一つだった攻める気持ち。S班からの陥落が決まってしまった今だからこそ、呼び覚ますいい機会と捉えているのかもしれない。
「新山さんが、過去の競輪祭のダイジェストが流れてるのを見てセッティングのアドバイスをくれたのでちょっとやってみた。悪くなかったと思います」
もう来年に向けた戦いが始まっている。あらゆる面で試行錯誤し、万全の態勢で再びタイトル奪取、グランプリ出場を目指す。3月には地元・防府開催のGIIウィナーズカップもある。出場だけでなく、白星を積み重ねて特選スタートも決めたいところ。
「もちろん権利とかもあるけど、そこに執着しちゃうとレースが小さくなってしまうので」
残りの2走も攻めの走りを貫いて、白星奪取を目指す。(netkeirin特派員)