【別府競輪G3】阿部将大が地元記念初優勝!

2024/07/28(日) 22:34

【別府競輪G3】阿部将大が地元記念初優勝!

2024年7月28日 別府競輪

令和6年能登半島地震復興支援競輪
開設74周年記念「オランダ王国友好杯」G3(最終日)

22日に梅雨明けが発表された大分県別府で25日より開催された今大会は、別府競輪では初のG3ナイターで行われ、本日最終日を迎えた。連日の猛暑で、3日目には雷鳴轟く荒天により第8レースが中止となったものの、選手は集中を切らすことなく熱戦に次ぐ熱戦で好レースが続いた。その一角を担ったのが地元の阿部将大で、初日特選でS級S班3名が率いるラインを捲りで一蹴するなど、シリーズ唯一の3連勝で決勝進出を果たした。また、S班の古性優作はさすがの修正力で貫禄を示すと、松浦悠士も復調の兆しを見せる戦いで存在感を放った。

オールスター競輪目前で注目される決勝は、前受けした伊藤颯馬が先行策に出ると、最終BS過ぎに番手から捲って出た阿部が力強く踏み切り1着でゴール。今年6月の函館以来3回目のG3優勝を果たすと同時に、完全優勝で地元記念を初制覇。23年ぶりとなる地元選手の別府記念優勝を達成した。

※準決勝のレポートはこちら

【別府競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/阿部将大(S1・大分117期)
3/古性優作(SS・大阪100期)
4/岩津裕介(S1・岡山87期)
5/浅井康太(S1・三重90期)
6/中釜章成(S2・大阪113期)
7/武藤龍生(S1・埼玉98期)
8/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
9/松谷秀幸(S1・神奈川96期)

【レース展開】
別府競輪開設74周年記念オランダ王国友好杯G312RS級決勝青板BS

別府競輪開設74周年記念オランダ王国友好杯G312RS級決勝赤板過ぎ1センター

別府競輪開設74周年記念オランダ王国友好杯G312RS級決勝最終HS

別府競輪開設74周年記念オランダ王国友好杯G312RS級決勝ゴール
誘導以下、8伊藤-2阿部-9松谷、7武藤、6中釜-3古性-5浅井、1松浦-4岩津で周回。まず松浦が上昇し、中釜と並走する。赤板で松浦は武藤の内まで切りこみ、4番手を確保。伊藤は打鐘からペースを上げて、レースの主導権を握っていく。中釜も打鐘からスパートしていくが、先手は伊藤が譲らず。中釜マークの古性は最終HSで松浦の後ろ(5番手に)に降りる。伊藤の先行で、番手の阿部は車間を切って後続をけん制。最終BS前から松浦が捲りを打つが、最終BS過ぎに阿部が番手捲りを敢行。松浦は不発で、その後位から古性が追い込んでくるが、抜け出した阿部が押し切り優勝。2着は九州ラインを追った松谷、3着に古性が入線した。

【別府競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単2-9 670円(1番人気)
3連単2-9-3 1,710円(1番人気)
決まり手:捲り-マーク

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