2024/02/19(月) 20:16
令和6年能登半島地震復興支援競輪
開設73周年記念「玉藻杯争覇戦」(3日目)
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【高松競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板過ぎに佐々木豪が前を抑えると、北津留翼も上昇して先頭に立つ。北津留マークの井上昌己を神田紘輔がさばき、北津留の後位は内に佐々木、外に神田で並走。そこを打鐘過ぎ、菊池岳仁が北津留を叩いて、そのまま先行態勢に入ると、神田は4番手にスイッチしていく。最終2コーナーから北津留が捲りを打つが、菊池マークの東龍之介がけん制。逃げ粘る菊池を、ゴール前で差し切った東が1着。2着に菊池でラインのワンツー。立て直して直線外を伸びた井上が3着に入線した。
1着/東龍之介(S1・神奈川96期)
今回成績:一4・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(23年3月松山以来)
(菊池岳仁が)腹をくくって、仕掛けてくれて良かったです。(最終2センター過ぎは)上手くけん制できたと思います。初日の反省を生かしての今日、ライン2人で決まったのですが、桐山(敬太郎)さんが前を回らせてくれたので。3番手があって、けん制ができたと思うので、その気持ちをしっかりくんで、自分の筋を通して走れるように頑張ります。
決勝は、菊池(岳仁)君の後ろ。競り。自分の競輪道のわがままと、レース後の菊池君の力強いコメントを聞き決めました。
2着/菊池岳仁(S1・長野117期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年6月松戸以来)
昨日まで情けないレースだったので、今日は先行と決めていました。後ろの東(龍之介)さんたちを信頼して、精いっぱいいきました。(ゴール前は)体がいっぱいだし、周りが見えてなかったのですが、自分だけ信じて。ゴールして、たぶん残れた感じだったので良かったです。内容のあるレースで2着だったので、良くなりました。しっかりケアして、自分のレースができるように、がんばります。
決勝は、自力。
3着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:特6・二2・準3
G3優勝:10回(15年12月佐世保)
神田(絋輔)や(佐々木)豪に来られたり、絡まれたりで、ずっと外を回ったのですが、なんとか凌げました。最後は、東(龍之介)のブロックで、(北津留)翼が浮いた感じになったので、その内に行った感じです。疲れていて、キレがないですね。何とか気持ちで乗り切りたいです。
決勝は、浅井(康太)の後ろ。
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【高松競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
吉田拓矢が前団に並びかけると、前受けの犬伏湧也は赤板で突っ張り、その番手は内に福島武士、外に吉田拓で並走になる。打鐘過ぎに松本秀之介が仕掛けると、犬伏もペースを上げて先行態勢に入る。福島と吉田拓の競りは、福島が番手をキープ。松本の捲りは不発で後退も、番手の浅井は自力に転じて捲りを打つと、粘る犬伏を直線で捕えて1着。2着は吉田拓マークの佐藤慎太郎。犬伏の後位から福島武士がゴール前で伸びて3着に入線した。
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特7・二3・準1
G3優勝:33回(23年11月四日市)
松本(秀之介)君とは初連携。徹底先行のイメージはないのですが、仕掛けてくれたのが大きかったと思います。(最終BSは)松本君が合わされ切ったと判断してから、捲りにいき、勝負しました。先行が犬伏(湧也)君だったので、ダメもとで。松本君があそこまでいってくれて、自分も脚を使って、しっかり競輪ができたと感じています。疲れていますが、限界を超えたら、また何かが見えてくる。このままの状態でいきたいです。
決勝は、自力自在。
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特4・二3・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)
(最終BSは)判断が難しかったですね。吉田(拓矢)が一度も踏んでない状態で、一度も前に踏ませずに(浅井康太に)切り替えるのはどうかと思ったので、迎え入れました。最後は、吉田の内のコースに行く形になりましたが、仕方ないのかなと。(ゴール前の)伸び自体は悪くないと思います。
決勝は、菊池(岳仁)の後ろ。競り。
3着/福島武士(S1・香川96期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(21年5月奈良以来)
ヨシタク(吉田拓矢)が僕のところで粘ったので、キツかったのですが、(最終HSで)犬伏(湧也)君に付いていけたのが良かったですね。(最終BSは)反応できなくて、犬伏君に悪いことをしました。(浅井康太を)止められれば。最後は突っ込んだだけです。脚は、だんだん上がってきていて、最近にはない、いい感じで走れています。
決勝は、中国四国の4番手。
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【高松競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
林慶次郎が上昇していくが、赤板で町田太我が突っ張ると、林は引いて4番手に入る。町田は後続を警戒しつつ、ペースを上げて先行態勢に入ると、打鐘から6番手の岩本俊介が仕掛けて、4番手で林と岩本が並走になる。町田の先行で中四国ライン優位のまま直線に向くと、マークの松浦がゴール前で差し切り1着。2着に町田、3着に3番手の香川雄介で、ラインの上位独占が決まった。
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:19回(23年7月小松島)
(町田太我が)打鐘の3コーナーくらいから踏み込んでいったので、こんな早く仕掛けるのかと焦りました。太我が、強かったですね。車間を開けている時は余裕があるのですが、最後、踏み込んでからは脚力を消耗している感じがありました。
決勝も(町田)太我に任せます。番手。
2着/町田太我(S1・広島117期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一5・二2・準2
G3優勝:2回(23年9月豊橋)
今日はすんなりと仕掛けられて、気持ちよくゴールまで踏み直せました。松浦(悠士)さんが守ってくれたおかげでもあります。感じは、日に日に良くなっています。
決勝は、自力。同期で早期卒業の菊池(岳仁)には負けたくないですね。
3着/香川雄介(S1・香川76期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:3回(08年10月観音寺)
町田(太我)が初日、昨日以上に、元の状態に戻っていた。僕は、内のコースだけ閉めておこうと。最後、松浦(悠士)が車間を詰める勢いで抜きにいったので、それに吸い込まれる感じでした。岐阜の全日本選抜競輪の時よりは、状態はいいと思います。
決勝は、広島の2人へ。3番手。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日・12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/井上昌己(S1・長崎86期)
4/菊池岳仁(S1・長野117期)
5/町田太我(S1・広島117期)
6/東龍之介(S1・神奈川96期)
7/香川雄介(S1・香川76期)
8/福島武士(S1・香川96期)
9/浅井康太(S1・三重90期)
注目の並び想定は
5町田-1松浦-7香川-8福島
4菊池-2佐藤(競り)・6東(競り)
9浅井-3井上
決勝は、町田太我の番手に、準決勝同様に松浦悠士、香川雄介が付き4番手を福島武士が守る中国四国の4車ライン。
菊池岳仁の後ろは、S班の佐藤慎太郎と東龍之介で競り。
浅井康太には、井上昌己が続く2車ラインとなった。
状態が日に日に良くなっていると話す町田が、力強い先行策に出ると、グランプリ覇者の松浦が番手優位に、完全優勝を決めるか。もちろん4車結束も有利で、ライン上位独占もあろう。なお、松浦は当記念は好相性で、69周年、70周年で連覇も達成している。
一方、巧みな走りで勝ち上がる浅井や、後ろが競りだが、町田との同期対決が注目される菊池の走りも気になるところだ。
力を出し切って、混戦を制するのは誰か。熱戦必至の一戦に注目です。
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\高松G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目・6R=S級選抜】
「開き直って戦う」
1着/石原颯(S1・香川117期)
先行1車だったので、前を取って突っ張ろうと。後ろが競りだったりしたので、少し対応が遅れました。結果、ワンツースリーが決まったのは、よかったです。昨日は、やってしまい、二次予選を突破できたなかったのは、ショックでした。しっかり勝てるところを勝っていきます。
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【高松競輪レポートプレイバック】
2022年12月高松記念G3
優勝:佐々木悠葵
2021年2月高松記念G3
優勝:松浦悠士
2020年2月高松記念G3
優勝:松浦悠士
2019年2月高松記念G3
優勝:太田竜馬
2018年2月高松記念G3
優勝:三谷竜生
2017年3月ウィナーズカップG2
優勝:郡司浩平(P-Navi編集部)