2020/02/02(日) 18:42
高松G3(最終日)開設69周年記念玉藻杯争覇戦
【12R=S級決勝】
1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/野口裕史(S1・千葉111期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/齋藤登志信(S1・宮城80期)
5/和田健太郎(S1・千葉87期)
6/菊地圭尚(S1・北海道89期)
7/村上博幸(SS・京都86期)
8/久米康平(S2・徳島100期)
9/中川誠一郎(SS・熊本85期)
スタートで4・齋藤が飛び出して、北日本勢が前受けを選択。
誘導以下、64・37・9・25・18で周回を重ねていく。
まず松本が同期の野口を牽制しながら上昇すると、赤板で野口は8番手に下げる。
赤板2コーナーから松本がスパート。
打鐘で菊地をかわして、先頭に立つ。
野口もすかさず仕掛けていき、最終HSで松本を叩いて主導権を奪い返す。
千葉ラインの3番手は松浦が奪取して、絶好位を確保。
最終2コーナー過ぎから、松浦が捲りを打つ。
番手の村上は踏み出しで離れてしまう。
最終バック過ぎに松浦は野口を捕えて先頭に立つと、後続を大きく離していく。
単騎の中川が捲り追い込みも松浦の背中は遠かった。
そのまま松浦が4車差の圧勝ゴール。
2着に中川、3着に和田が入線。
松浦はグランプリを除けば、昨年11月の松戸F1から4連続の優勝。
1月の和歌山記念以来、通算5回目のG3制覇を完全優勝で決めた。
優勝/松浦悠士(SS・広島98期)
完全優勝できて良かったです。
スタートは待とうかなと思っていましたが、登志信さんがスタートを取りにいきそうだったので。
発走機で前から2番目が良いなと、思いつきました(笑)。
あとは菊地さんに飛びついて貰って、野口さんの後ろにスイッチする作戦。
3番手を取って、一息つこうとも思いました。
でも、野口さんも目一杯でしたし、いってしまった方が良いという判断で仕掛けました。
後ろは分からなかったですが、気配がしなかったので、村上さんは誰かに絡んだのかなとか考えながらでした。
ゴールまで綺麗に踏み回せたと思います。
自力戦は不安もありましたが、3日間動いていない分、ウズウズしている感じもあった。
思いっ切りいってみたいと、思っていました。
脚の仕上がりも良かったですが、高松との相性にも助けられましたね。
グランプリを走ったことで、一回り成長できたと思います。
ナショナルチームがいない間は引っ張っていきたいです。
そして、ナショナルチームと対戦する前までにシッカリ戦えるようにしていきたいですね。
これからも記念だけでなくG2やG1でも結果を残して、今年のグランプリ優勝を目指して頑張ります!
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2着/中川誠一郎(SS・熊本85期)
あの並びでは、あそこしかなかったです。
松浦君に向く並びになりましたが、まさか村上さんが離れるとは思っていませんでした。
「頼むぞ」って、追いかけたんですけど、届きませんでしたね。
今回は何とか決勝に乗せて貰いましたけど、調子が上がり切りませんでした。
次はシッカリ上がっていけるように頑張ります。
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3着/和田健太郎(S1・千葉87期)
作戦は大体、あんな感じ。
後ろに松浦がいたのも分かっていた。
野口もかかっていたので、そう簡単にはこられないと思っていました。
でも、松浦君がすごい勢いできて、どうにもならなかった、止められなかったですね。
松浦君が強かったです。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/宮本隼輔(S1・山口113期)
2/鈴木謙太郎(S1・茨城90期)
3/横関裕樹(S2・岐阜99期)
4/荒井崇博(S1・佐賀82期)
5/飯田辰哉(S2・千葉72期)
6/松田治之(S2・大阪72期)
7/阿部英光(S2・宮城89期)
中部・近畿ラインが誘導後位に入り、
隊列は36・14・25・7で周回を重ねていく。
赤板前から鈴木が上昇を開始。
この動きに単騎の阿部も続いていく。
赤板過ぎに横関が鈴木を突っ張る。
鈴木は中団に引くと、阿部は追い上げて、中部・近畿ラインの3番手に入る。
打鐘で6番手の宮本がスパートして主導権を奪いにいく。
最終HSで宮本は横関を叩き切って主導権を奪取。
荒井がピッタリ宮本に続く。
宮本ー荒井ラインを追った鈴木が最終2コーナーから捲りを打つ。
鈴木マークの飯田だったが、連携は崩れてしまう。
最終BS過ぎに鈴木が捲り切って先頭に立つ。
荒井は切り替えて、鈴木を追っていく。
直線で荒井が差し脚を伸ばして1着。
脚を溜めていた横関が大外強襲の2着、3着に鈴木が入線した。
1着/荒井崇博(S1・佐賀82期)
これが優勝にカウントされるならば通算50回ですね。
宮本君が頑張ってくれたので、1着を獲れました。
謙太郎に注意していたけど、捲りを止めにいけんかった。
宮本君があんなに早く巻き返してくるとは思っていませんでした。
合わせられる感じではなかったですよ。
そこからどうしようと思ったけど、番手からいっていいかなと。
スイッチした後は抜けるなと、思っていました。
とりあえずは1着で良かったです。
500勝(現在445勝)まで少しでも上積みできればと思いますし、また、1着を目指して頑張ります。
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2着/横関裕樹(S2・岐阜99期)
自分が一番、脚がないので。
前から中団を取って、良い着を獲ろうと。
最終HSで謙太郎さんに入られてしまったのは反省ですね。
でも、そこからは人の後ろで脚を溜めて、勢いを貰っていけました。
この2着は大きいですよ(笑)。
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3着/鈴木謙太郎(S1・福島90期)
最終HSではまだ踏まずに、最終2コーナーから捲って出切った時は『決まった!』と。
でも、客席から『荒井、差せーっ!』って、聞こえてきて。
『どこから来てるの?』……でしたね。(P-Navi編集部)