2019/02/03(日) 20:14
高松G3(最終日)玉藻杯争覇戦
【12R=S級決勝】
1/太田竜馬(S1・徳島109期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/園田匠(S1・福岡87期)
4/山﨑賢人(S1・長崎111期)
5/中村浩士(S1・千葉79期)
6/高本匠栄(S2・熊本97期)
7/渡部哲男(S1・愛媛84期)
8/小川真太郎(S1・徳島107期)
9/鈴木庸之(S1・新潟92期)
号砲から少し間があったが、平原が積極的に飛び出した。
1周回半で並びは整い、925・187・436の三分戦。
青板、第2センター過ぎから後団の九州勢が動く。
山﨑が東3車を抑える。
九州3車が出切ったところで打鐘。
だが、その直後に山﨑から少し離れた園田の隙きを突いて、四国勢が山﨑の番手を奪う。
残り1周回、東3車も巻き返し。
内に包まれたと思われた太田だったが、最終第2コーナーで空いたコースからイン捲り。
最終BSで山﨑を捲り切って、太田は独走態勢に入る。
そして、そのまま太田が真っ先にゴールラインへ飛び込んで、嬉しい記念初優勝。
2着は最終第3コーナーから捲った平原、3着に太田の番手・小川となった。
優勝/太田竜馬(S1・徳島109期)
記念で初優勝したら泣くんかな思っていたんですけど。
獲れると思っていなかったし、まだ実感がなくて涙が出ない。
これから獲れるかどうか分からないけど、G1を獲った時は泣きたいです(笑)。
競輪選手になって2年半、デビュー戦で初優勝した高松で優勝できたのは嬉しい。
打鐘で山﨑さんと踏み合っても潰し合いになるだけやなと。
これまで何回も記念の決勝に乗って失敗ばかりしていた。
今回はその経験を活かすことができたと思う。
最終第2コーナー、タイミングはここしかないって、踏みましたね。
最後は後ろの影とか分からなかったんですけど、ゴールまでの直線があり得んくらい長かった。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
2/坂本周作(S2・青森105期)
3/吉田健市(S2・愛知87期)
4/副島和人(S2・神奈川105期)
5/大塚健一郎(S1・大分82期)
6/藤井昭吾(S2・滋賀99期)
7/朝倉佳弘(S1・東京90期)
25・274・63の並びで静かにレースは進んでいく。
赤板突入前、まずは後方から藤井が吉田を引き連れて上昇。
それに併せて、坂本も前へ踏み、取鳥はスンナリ引く形に。
藤井が後方を気にしながら先行するが、3番手をキープした坂本は後ろの取鳥を牽制しながら車間を空ける。
結果、藤井と吉田の2車が出切って打鐘を迎える。
最終周回、ほぼ棒状一列。
取鳥も前に出たいが、坂本の作戦で出られない状況。
最終第2コーナー、ここで坂本が一気に踏み込む。
最終BS過ぎ、坂本は藤井を捲り切る。
取鳥も巻き返すが、厳しい展開となる。
最後の直線勝負でも坂本はしぶとく粘り、1着でゴール。
2着は坂本マークの朝倉、3着には藤井の番手・吉田が残った。
1着/坂本周作(S2・青森105期)
取鳥君に勝てる数少ない展開、作戦通りだった。
自分はトップスピードがないので、車間を切ってというのも作戦だった。
ワンチャンスをモノにして勝てて良かった、この1着は本当に嬉しいです。
(P-Navi編集部)