【チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ】中村杏亮が地元G2初制覇!

2023/03/12(日) 21:59

【チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ】中村杏亮が地元G2初制覇!

2023年3月12日 飯塚オート
チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ(最終日)

ナイター開催で争われた飯塚オートのG2戦「チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ」は本日(12日)最終日、優勝戦を迎えた。
シリーズの話題を一身に集めたのは鈴木圭一郎で、前節はSG全日本選抜オートレースを完全優勝。そして、今節も初日から頭一つ抜けたスピードで、連戦連勝。良・湿を問わず、ただひとり4連勝で優出を果たし、自身3度目の10連勝とグレードレース連続完全Vに王手をかけた。
地元勢は師弟でもある久門徹と中村杏亮、今節オール連対の篠原睦の3名が優出。そして、昨年覇者の永井大介もしっかりと優勝戦に駒を進め、優勝戦は鈴木が連勝街道をまだまだ突き進むのか、ストップをかける選手が出現するのかが、最大のポイントとなった。

※準決勝戦のレポートはこちら

【12R=チャリロト杯オーバルチャンピオンカップ優勝戦】
8周回4,100m 10mオープン戦
湿走路(走路温度15度)
1/中村杏亮(飯塚33期)3.54
2/久門徹(飯塚26期)3.62
3/篠原睦(飯塚26期)3.60
4/丹村飛竜(山陽29期)3.59
5/佐藤貴也(浜松29期)3.57
6/松尾啓史(山陽26期)3.57
7/永井大介(川口25期)3.56
8/鈴木圭一郎(浜松32期)3.55
※右数字は試走タイム

最終日は、第1レースから小雨が降るも、その後は降ったり、止んだりを繰り返す不安定な走路コンディション。それでも8レースから本降りとなり、完全な湿走路に。
試走タイムは、3.54で中村がトップタイムをマーク。続いて、鈴木が3.55、永井が3.56で続き、人気は鈴木と中村の折り返しに集中した。
迎えた優勝戦。鈴木がフライングで、2回目のスタートは、中村が好ダッシュで飛び出して、逃げ態勢に入る。鈴木も追い上げるが、大きくリードを広げた中村が8周回を逃げ切りで優勝。2018年山陽の若獅子杯以来となる2回目のG2制覇、そして嬉しい初の地元G2タイトル奪取となった。

■レース展開
チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦のスタート

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦の1周回3コーナー

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦の周回中

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦の周回中

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦の最終コーナー

2本目のスタートも1・中村が決めて先手を奪う。2番手は2・久門、3・篠原、6・松尾が争い、8・鈴木はその後位につける。大きなコース取りで逃げる中村は、後続とのリードを広げていく。2番手は内に篠原、外に松尾が続くが、4周回目に鈴木が両者の間を突いて2番手に浮上する。だが、中村のリードは大きく、独走状態となり、そのまま8周回を逃げ切りで優勝のチェッカー。鈴木は懸命に追うも2着で、連勝は9でストップ。7周回目に松尾をかわした7・永井が3着に入線した。

【チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ優勝戦・結果】
2連単1-8 450円(2番人気)
3連単1-8-7 3,840円(12番人気)

中村杏亮
優勝/中村杏亮(飯塚33期)
競走車名:サボ
ランク:S46
今回の成績:4着・4着・2着・2着・1着
競走タイム:3.599
次回出場予定:特別G1プレミアムカップ(山陽/3月17日~21日)

地元のG2優勝は、素直に嬉しいですね。
試走から感じもすごく良かったので、あとは自信を持っていくだけでした。
(フライングがあったが)2回目のスタートもうまく切れましたね。
抜け出してからは、開けよう、開けようと思いながら。コースも小さくならないように、一生懸命に走りました。
今節は3日目が終わってから、メタルを交換。師匠(久門徹)をはじめ、グループの先輩方、同期、そして後輩の石本圭耶にも手伝ってもらったので、気合を入れて走りました。
大きいレースで少しずつ気持ちの面も強くなってきていると思います。今年はスーパースター王座決定戦に出たいので、プレミアムカップでも頑張って、1点でも多くポイントを取りたいです。
来節からも一走、一走、一生懸命に走るので、応援よろしくお願いします。

(P-Navi編集部)

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