2022/11/12(土) 23:45
四日市競輪開設71周年記念「泗水杯争奪戦」(3日目)
※ナイター開催
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【四日市競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
打鐘で橋本優己が宿口陽一を抑えて先行態勢に入っていく。中部近畿ラインが主導権取りで、4番手に宿口、6番手に小川真太郎、8番手に北津留翼で最終HSを通過。最終2コーナーから小川が捲りを打つも、橋本マークの坂口晃輔が車間を切ってけん制。直線で坂口が差し脚を伸ばして1着。3番手の村田雅一が2着。橋本が3着に粘り、ライン上位独占が決まった。
1着/坂口晃輔(S1・三重95期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:19回目(22年10月松阪記念以来)
今日のレースは、北津留(翼)さんを後方に置きたいと思っていたので、あの並びは最善ですし、理想の展開でした。ラインが一丸となって戦えたと思います。3番手に村田(雅一)さんがいて、内に入ってくる選手のことを気にしなくてよかったので、すごく仕事がしやすかったです。落ち着いて走れました。今回は、脚の感じがすごくいいです。
決勝は、浅井(康太)さんの後ろ。
2着/村田雅一(S1・兵庫90期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(22年3月大垣記念以来)
(橋本優己が)すごくかかっていて、付いていて気持ちのいい感じでした。3日間、前を走る自力選手が頑張ってくれたおかげ。最終BSで前団にいられるのは、ありがたいことです。また、その展開をしっかりものにできているので調子はいいと思います。
決勝は、古性(優作)君の番手。
3着/橋本優己(S2・岐阜117期)
今回成績:一2・二2・準3
G3決勝:初
先行する選手が少なかったので、前中団を確保して、レースを動かしてからカマス展開を考えました。北津留(翼)さんの後方からの仕掛けだけ見て、落ち着いて仕掛ければ坂口(晃輔)さんがけん制してくれるだろうと思ったので、残り1周は全開で行きました。準決勝で先行して3着に残ると思っていなかったので、力が付いてきたと思います。明日以降もいいレースができるよう頑張ります。
(決勝も)自力。
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【四日市競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
坂井洋を打鐘で松井宏佑が叩いていく。松井の先行で、坂井マークの守澤太志が南関3番手の望月永悟を捌いて、坂井は3番手に入る。最後方に置かれた柴崎淳は最終2コーナーから捲りを打つも前団には届かず。直線で3番手から伸びた坂井が1着。松井マークの小原太樹が2着、東口善朋との争いを制した守澤が3着に入線した。※松井は5着入線も内圏線踏み切りで失格。
1着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特9・二2・準1
G3優勝:1回(21年11月四日市記念)
最終2コーナーで仕掛けたかったのですが、小原(太樹)さんが車間を空けていて。少し前の名古屋でも同じことをされて仕掛けられなかったイメージがあって、構えてしまいました。(今日の1着で99勝だが)意識せず、(100勝を優勝で)取れたら最高です。
(決勝も)自力。
2着/小原太樹(S1・神奈川95期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:1回(18年4月川崎記念)
(松井宏佑が)いいペースで仕掛けてくれました。失格は残念ですが、もう少し自分が車間を空けていればよかったのかなと思います。あれだけ頑張ってくれていたので、3着までに残したいと思って。ここまで来られたのは、自分だけの力ではない。ラインに助けられているし、展開にも恵まれていると思います。
決勝は、自分で。
3着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:2回(21年6月別府記念)
東口(善朋)さんとのゴール前勝負は、負けたと思いました。でも、3着になったので最低限できたのかなと。今日がいちばんセッティングと体調もしっくりきたと思います。
(決勝も)坂井君の番手。
11Rレース結果
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【四日市競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
打鐘前に高橋晋也が古性優作を抑えて、主導権取りに出ると、古性は小林令と中団並走となる。小林令は最終HSで高橋の番手に追い上げるも、これは高橋マークの阿部拓真が番手を死守。最終2コーナー過ぎに中団の古性が捲りを打つと、阿部のけん制も乗り越えて先頭に立つ。古性マークの浅井康太が差し脚を伸ばして1着。2着に古性で中部近畿ラインのワンツー。北日本ラインの3番手を追走した福田知也が3着に入線した。
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:30回(21年9月松阪記念)
厳しいレースになったのかなと思います。番手に付いた感触も悪くないし、最後しっかり(古性優作を)抜き切れたのは大きいです。今後も連携があると思うので、2人の気持ちや意思疎通も大事だと感じました。そのことを優先した走りをし、その結果、ワンツーで決まったのは大きなことです。感触は悪くないですね。精一杯走ることと、お客様に楽しかったと言われるレースをしたいし、気持ちを込めて走りたいと思っています。
決勝は、橋本(優己)君の番手です。
2着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二2・準2
G3優勝:6回(21年7月福井記念)
高橋(晋也)君が先頭に出てからペースを流したので、内につまる形になりキツかったですね。難しい展開でした。今日、本当だったら長い距離を勝負してもいいかなと思っていましたが、展開がそうならなかったので仕方ない。初日を除いて、ラインで決められているし、明日は頑張りたいです。感触は悪くないですが、自転車の進みが悪いですね。疲労を抜くように努めます。
決勝は、自力自在に。
3着/福田知也(S1・神奈川88期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:1回(22年10月松山G3)
(高橋)晋也も落ち着いていたし、阿部(拓真)も脚力があって負けていなかった。2人のおかげでチャンスが巡ってきました。
決勝は、小原(太樹)を信頼して付きます。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/福田知也(S1・神奈川88期)
5/坂口晃輔(S1・三重95期)
6/橋本優己(S2・岐阜117期)
7/坂井洋(S1・栃木115期)
8/村田雅一(S1・兵庫90期)
9/小原大樹(S1・神奈川95期)
注目の並びは
1古性-8村田
6橋本-2浅井-5坂口
7坂井-3守澤
9小原-4福田
決勝は、古性優作の後ろに村田雅一が付く近畿ライン。
橋本優己の番手に浅井康太、坂口晃輔が結束する中部3車。
坂井洋には準決勝同様に守澤太志が続く2車。
小原太樹の番手には福田知也となる神奈川ラインの4分戦となった。
ライン3車と地元の先輩を連れた戦いを挑む橋本は、準決勝同様に冷静な仕掛けで先行策をとると中部勢の上位独占になりそうだ。しかし、レース巧者で苦しい展開をも打開する力のある古性が、戦況を見極めて自在に立ち回り、優勝を手にする可能性も十分。また、当地記念連覇が期待される坂井の一発や、マークするS班の守澤の動向も注目ポイント。小原、福田の神奈川ラインの動向も不気味だ。
若手の走りをベテラン勢がどう封じるのか、注目の一戦となりそうです。
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\四日市G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目・4R=S級選抜】
グレードレース初の1着
1着/貴志修己(S2・和歌山117期)
レース内容がついてきての1着なので、嬉しいです。残り1周だったので全開で駆け、あとは我慢でした。先行にこだわってやってきて、ようやくこのようなメンバーで1着が取れたので、明日はもっといいレースをやりたいと思います。
【3日目・5R=S級選抜】
2日目の失敗を取り返す
1着/佐々木豪(S2・愛媛109期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
昨日、あかんかった分頑張りました。落ち着いてレースを見て、仕掛けた感じです。今開催は、トップスピードにいつもの様なキレがない感じがしますが、今日は展開が向いたおかげですね。恵まれました。明日もしっかり頑張りたいです。
【3日目・9R=S級特選】
自力勝負で結果を出す
1着/高橋築(S2・東京109期)
今回は、ちゃんと自力で勝負しようと思っていたので、自力が出せたのでよかったです。身体は結構疲れていますね。しかし昨日走った感じで、今日はこれくらいできるだろうと思っていたことができたので、それは良かったです。
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【四日市競輪の直近グレードレース】
21年11月四日市記念G3
優勝者:坂井洋
21年4月ベイサイドナイトドリームG3
優勝者:諸橋愛
20年11月四日市記念G3
優勝者:佐藤慎太郎
19年11月四日市記念G3
優勝者:柴崎淳
19年6月ベイサイドナイトドリームG3
優勝者:山岸佳太
18年12月四日市記念G3
優勝者:浅井康太
18年2月全日本選抜競輪G1
優勝者:新田祐大(P-Navi編集部)