【浜松オートG1】佐藤貴也が6回目のG1優勝

2022/10/23(日) 18:47

【浜松オートG1】佐藤貴也が6回目のG1優勝

2022年10月23日 浜松オート

サンケイスポーツ杯G1第64回スピード王決定戦(最終日)

※4日目のレポートはこちら

スピード王決定戦の優勝戦進出選手

浜松オートのG1レース「サンケイスポーツ杯G1第64回スピード王決定戦」は、本日(23日)優勝戦を迎えた。
今開催は好天に恵まれて、連日の良走路で「スピードバトル」は、より加速していった。
今季ナンバーワンに返り咲いた鈴木圭一郎が4連勝で優出すると、高橋貢も熟練の捌きで同じく4連勝するなど、土つかずの両者がシリーズを牽引。荒尾聡、若井友和、佐藤貴也の実力者もしっかりと優勝戦に駒を進める一方で、優出した佐藤摩弥、渡辺篤、鈴木宏和の3選手はG1初優勝の期待が集まった。

【G1第64回スピード王決定戦(最終日)12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
走路温度:27度、走路状況:良走路
1/佐藤摩弥(川口31期)3.35
2/渡辺篤(浜松31期)3.33
3/鈴木宏和(浜松32期)3.32
4/佐藤貴也(浜松29期)3.30
5/若井友和(川口25期)3.30
6/高橋貢(伊勢崎22期)3.33
7/荒尾聡(飯塚27期)3.31
8/鈴木圭一郎(浜松32期)3.28
※右数字は試走タイム

試走タイムは3.28をマークした鈴木圭一郎がトップ。2番手は3.30で佐藤貴也と若井友和、さらに3.31で荒尾聡が続いていた。オッズは鈴木圭が一番人気に推され、対抗人気には佐藤貴、高橋が推されていた。
レースは逃げる佐藤摩を、佐藤貴が7周回目にかわして先頭に立ち、優勝のチェッカー。本日開催されていたエアフェスタ浜松2022にちなんで「ブルーインパルスより、格好良い走りを見せます!」と宣言していた佐藤貴が、見事にブルーの勝負服で、21年のゴールデンレース以来となる通算6回目のG1優勝を果たした。

■レース展開
スピード王決定戦の優勝戦スタート
注目のスタート争いは1・佐藤摩弥が制する
スピード王決定戦の1周回
1周回3コーナー。2番手に3・鈴木宏和、3番手に4・佐藤貴也の態勢
スピード王決定戦の7周回
7周回3コーナー。4・佐藤貴也が逃げる1・佐藤摩弥をとらえる
スピード王決定戦の最終周回
最終周回。4・佐藤貴也が先頭で、地元G1の優勝ゴールへ。
佐藤貴也のウイニングラン
スピード王決定戦は実に15年ぶり2回目の制覇となった

スタートは1・佐藤摩弥が先制して、2番手は3・鈴木宏和、3番手は4・佐藤貴が続いていく。道中で鈴木宏が後退し、代わって3周回目に佐藤貴が2番手、荒尾が3番手に浮上する。G1初制覇に向けて佐藤摩が逃げ粘りを図る中、2番手に佐藤貴がピタリと付けて周回を重ね、8・鈴木圭も4番手までポジションを上げてくる。佐藤貴は7周回3コーナーで佐藤摩のインに入り先頭を奪取。そのまま優勝のゴールに飛び込んだ。2着には佐藤摩が粘り、3着は最終周回で荒尾を捲った鈴木圭が入線した。

【G1第64回スピード王決定戦・優勝戦結果】
2連単4-1 3,110円(11番人気)
3連単4-1-8 9,380円(35番人気)

優勝した佐藤貴也
優勝/佐藤貴也(浜松29期)
競走車名:スケートラブ
ランク:S13
競走タイム:3.384
今節成績:1着・4着・3着・2着・1着
次走出場予定:SG日本選手権(10月30日~11月3日)

やっぱり一番格好良い「青」は僕でしたね(笑)。
車の状態も良かったので、優勝するつもりで行きました。今開催は12レースを初めて走りましたけど、感触も良かったです。トップスタートを切りたかったですが、厳しかったですね。先頭の佐藤摩弥選手も後ろを気にしながら走っている感じで、僕も後ろが誰か来ているのが分かっていました。後ろを抑えながら前を抜くのは難しいので、緊張感がありましたね。
でも今日は、直線は僕の方が行っていたので、思い切って突っ込めました。めちゃくちゃ嬉しかったです。
(次のSG日本選手権オートレースに)これ以上ない弾みになりました。この応援を励みにして、次の飯塚のSGでも大暴れしたいと思います!


エアフェスタ浜松の開催で、オートレース場からもブルーインパルスの曲技飛行がのぞめた(P-Navi編集部)

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