【小松島競輪G3】眞杉匠が2回目の記念V

2022/07/03(日) 18:05

【小松島競輪G3】眞杉匠が2回目の記念V

2022年7月3日 小松島競輪G3

小松島競輪開設72周年記念「阿波おどり杯争覇戦」最終日

2019年から地元・徳島勢が3連覇している「阿波おどり杯争覇戦」。
今開催も連覇を狙う太田竜馬がオール連対で優出。さらに阿竹智史と小倉竜二の師弟コンビ、そしてベテランの室井健一と4名が決勝進出する活躍を見せた。S班からは佐藤慎太郎、松浦悠士が参戦。初日特選を制した佐藤は準決勝で敗退を喫したが、一方の松浦は連日機敏な動きを披露して、地元勢と決勝進出を決めた。松浦を合わせて5車が優出した中国・四国勢が別線を選択したことや、争覇級の眞杉匠が単騎戦となったことが注目を集めた決勝。
レースは高久保雄介が仕掛ける中、単騎の眞杉匠が捲りで抜け出すと、ゴール前の接戦を制して優勝のゴール。今年3月の名古屋以来、2回目の記念優勝を達成した。徳島勢は太田の4着が最高位で、地元勢による4連覇の夢は叶わなかった。

※3日目のレポートはこちら

小松島記念

【小松島競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/小倉竜二(S1・徳島77期)
2/眞杉匠(S1・栃木113期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/室井健一(S1・徳島69期)
5/山田庸平(S1・佐賀94期)
6/高久保雄介(S1・京都100期)
7/太田竜馬(S1・徳島109期)
8/志智俊夫(S2・岐阜70期)
9/阿竹智史(S1・徳島90期)

【レース展開】
小松島記念決勝の周回
周回中
小松島記念決勝の赤板
赤板過ぎ
小松島記念決勝の最終HS
最終HS
小松島記念決勝の最終BS
最終BS
小松島記念決勝のゴール
ゴール

誘導以下、7太田-9阿竹-1小倉、2眞杉、3松浦-4室井、5山田、6高久保-8志智で周回。まず松浦が動き、赤板過ぎに太田を抑える。松浦ラインに山田が続き、その後位は内に太田、外に高久保となる。打鐘後2センター付近で、外並走の高久保がスパートして、最終HSで松浦を叩いていく。この中部近畿ラインを追った眞杉は、すかさず捲りを仕掛けて、最終BS前には高久保を捕らえて先頭に立つ。高久保マークの志智は最終BSから前に踏んで、眞杉を追い、さらに松浦、外から太田も捲りで迫る。ゴール前は眞杉と志智の接戦となるが、タイヤ差で眞杉が押し切り優勝。2着に志智、3着に松浦が入線した。

【小松島競輪G3(最終日)12R=決勝結果】
2車単2-8 19,060円(39番人気)
3連単2-8-3 159,450円(253番人気)
決まり手:捲り-マーク

眞杉匠
優勝/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績/特9・二1・準3・決1
次走出場予定/玉野G2サマーナイトフェスティバル(7月16日~18日)

今年から流れが良いと思います。
今開催は初日からふがいないレースが続いていたので、最終日に優勝できたのは嬉しいです。
(単騎戦は)ノープラン。
3番手に1回入ろうと思ったのですが、そのまま仕掛けていきました。
感触は、連日と比べても、今日が一番良かったですね。かかっていたと思います。
今回は先行しようとしても出切れず、先行してもバックが取れず、連日負けるパターンでしたが、ギリギリで勝ち上がれたので、成長はしているのかなと思います。自信になりました。
次のサマーナイトフェスティバルも優勝を目指して、がんばります。

眞杉匠(P-Navi編集部)

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