2022/03/06(日) 19:43
2022年3月6日
伊勢崎オート(最終日)サンケイスポーツ杯G2レジェンドカップ
【12R=優勝戦】8周戦
*8周回4,100m 風走路
1/押田和也(伊勢崎27期)0m/3.36
2/久門徹(飯塚26期)10m/3.34
3/田中茂(飯塚26期)10m/3.32
4/篠原睦(飯塚26期)10m/3.31
5/伊藤信夫(浜松24期)10m/3.27
6/若井友和(川口25期)10m/3.29
7/高橋貢(伊勢崎22期)10m/3.28
8/荒尾聡(飯塚27期)10m/3.31
※右数字はハンデ、試走タイム
4日目レポートはこちら
27期までデビュー20年以上のキャリアを持つ選手が、5日間のシリーズで覇を競った今年の「レジェンドカップ」。
数多くの「レジェンドレーサー」が参戦し、練熟の技の「腕比べ」による見所満載の開催となった。
話題の中心となったのは地元の高橋貢。当大会は3連覇中で、今節も準決勝戦を見事に1着で突破。絶対王者が記録をさらに伸ばすのか注目を集めた。
また、今節のポイントとなったのが「風」。最終日も伊勢崎名物ともいえる強風が吹く中で優勝戦を迎え、この風をどう攻略するかもレースでのカギとなった。
試走タイムは3.27で伊藤信夫が一番時計をマークし、高橋貢が3.28、若井友和が3.29で続く。試走タイムの出た伊藤、高橋の折り返しが人気の中心となったが、3連単の一番人気でも27倍のオッズを示すなど、混戦模様となっていた。
■レース展開
優勝戦のスタート
2・久門が速攻を決めて先頭に立つ
4・篠原が4周回で久門をかわす
久門が再度、篠原を逆転
久門が同期との激戦を制して優勝のチェッカー
10線最内の2・久門がスタートを決めて、1周回3コーナーで0ハンの1・押田を捲って先頭に立つ。久門を追うように、2番手に4・篠原、さらに試走一番時計の5・伊藤、巧く内から好ポジションに上がった7・高橋が続いて、序盤の上位態勢が形成される。3周回目に伊藤が捲りを狙うも流れて、3番手に高橋が浮上。さらに4周回1コーナーでは篠原が久門をかわして先頭に立ち、篠原、久門、高橋と態勢が入れ替わる。2番手後退の久門だったが、篠原をピタリと追走してチャンスをうかがうと、7周回1コーナーで逆転のイン差し。久門がそのまま振り切って優勝のチェッカー、2着に篠原で、飯塚26期のワンツー決着となった。伊藤も最後詰め寄るが、高橋が3着に入線した。
久門は2019年12月の飯塚以来、通算35回目の優勝。G2に限れば、2002年飯塚のトーマスメモリアルカップ以来、20年ぶり3回目の制覇となった。(※グレードレース自体は2015年G1シルクカップ以来の優勝)
【伊勢崎G2レジェンドカップ・優勝戦】
2連単2-4 1,620円(7番人気)
3連単2-4-7 4,650円(12番人気)
優勝/久門徹(飯塚26期)
競走車名:エンマ
ランク:S41
競走タイム:3.392
今節成績:2着・2着・2着・1着・1着
次走出場予定:川口(3月10日~13日)
嬉しいです。エンジンが昨日と変わらず良かったので、何とか行くことができました。
(今節の整備で)エンジンは全体的に良くなっていましたね。タイヤも良かったと思います。
試走も自分なりには一番良かったです。
スタートも内枠だったので、目一杯いくだけでした。
(篠原の2番手で)最後はしっかりと態勢を整えてと思っていたので、結果的にうまくいけて良かったです。
この状態を安定させていきたい。
これからもいつもと同じ気持ちで、頑張りたいと思います。
(P-Navi編集部)