2022/03/05(土) 21:45
名古屋記念G3(3日目)
開場72周年記念「金鯱賞争奪戦」
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【10R=S級準決勝】
藤井侑吾が打鐘前から仕掛けて主導権を握り、番手で高橋和也が車間を切って後続を警戒。最終BS前から中団の渡邉雄太が捲りを打つと、高橋は最終2センターで牽制し、直線で番手から抜け出しを図る。渡邉も迫るが、高橋が振り切って1着。2着に渡邉、3着は南関ライン3番手から外伸びた内藤宣彦。
1着/高橋和也(S1・愛知91期)
今回成績:一1・二4・準1
G3決勝進出:7回目(20年7月福井記念以来)
もう少し自分が上手く走れたら……。藤井選手が強くて、すごくかかりも良かったです。全て藤井君がやってくれた感じですね。3日間番手というのは初めてだったのですが、ラインのおかげで勝ち上がれました。感じはすごくいいです。決勝を目標にやってきて、乗ることができたので明日も頑張ります。(決勝は)自力です。
2着/渡邉雄太(S1・静岡105期)
今回成績:特9・二1・準2
G3優勝:2回(2018年12月伊東記念)
※記念初優勝は2018年の名古屋記念
(赤板で)4番車(藤井侑吾)が外で粘っていたので、どうしよかと。最終HS過ぎに、もう少し早めに行けば直線で出られたかなと思います。3コーナーではいけるなと思いました。決勝に乗れたので良かったです。
決勝も自力です。
3着/内藤宣彦(S1・秋田67期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:1回(2001年6月弥彦記念・後節)
結果論で言うと、嬉しいです。(最後は)外に行くしかなかった。あとは思い切りいくだけ。小原(太樹)君は残念でしたが……。決勝に乗れているので良いと思いますが、前次第のところがあります。
決勝は渡邉君の番手。
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【11R=S級準決勝】
眞杉匠が最終HSで松岡篤哉を叩いて先行。快調に飛ばす眞杉に対して、最終BS5番手から清水裕友が捲りに出るも不発。眞杉が押し切り1着、2着に阿部、3着に3番手の伏見俊昭が続いて、ラインでの上位独占が決まった。
1着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特1・二2・準1
G3決勝進出:4回目(2021年9月向日町記念以来)
体の感じは、だいぶいいと思います。今日の方が、踏み抜けている感じがありました。しっかりクールダウンして、明日に備えます。決勝は自力です。
2着/阿部力也(S1・宮城100期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:1回(2019年9月向日町記念)
(眞杉君が)強いですね。それしか、出てこないです。何とかついていけて良かった。初日、2日目よりはいいと思いますが、まだまだ伸びが足りないです。準決勝は清水が来たらしっかり止めようと集中していました。決勝も、眞杉君へ。全力で頑張ります。
3着/伏見俊昭(S2・福島75期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:24回目(2011年6月函館記念)
今日は、眞杉君の仕掛けのポイントだけしっかり集中して、という感じでした。先行力で言えば、脇本君か、眞杉君か、ではないですか。2日目より、道中も余裕がありました。日ごとに調子も上がってきていると思います。
決勝は眞杉くんの3番手です。
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【12R=S級準決勝】
石塚輪太郎が打鐘でスパートして、中部近畿ラインがレースの主導権を握っていく。中団に隅田洋介、松浦悠士は7番手で最終HSを通過。松浦は最終2コーナーから捲りを仕掛けると、隅田も合わせて捲り発進し、さらに隅田マークの鈴木竜士が松浦を牽制。松浦はそれを凌ぎ切ると、直線で外を伸びて1着。2着に松浦マークの小川真太郎、3着は石塚マークの東口善朋が入線した。
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:14回(2022年2月奈良記念)
打鐘前、中を割られたのが想定外。とにかく追いついたタイミングで行かないと厳しい感じでした。ゴールの時は、3着に入れたらと思っていたので、何とか届いてワンツーは信じられないです。出来はいいと思います。決勝も、僕が小川君の前です。
2着/小川真太郎(S1・徳島107期)
今回成績:特6・二1・準2
G3決勝進出:13回目(2022年2月静岡記念以来)
スタートも取れなかったし、間も入られたし、うまくいかなかったです。でも抜きにいけているので、脚の感じは悪くないと思います。(松浦の後ろは)すごく勉強になったし、さすがだなと思いました。決勝も、松浦さんに任せます。
3着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:1回(2018年1月和歌山記念)
石塚がすごく冷静で、逆に僕がバタバタした感じで、上手くつき切れなかった部分がありました。隅田の動きに何とか対応できただけでも良かったかなと。決勝に乗れるのと乗れないとでは全然違う、石塚に感謝です。状態は悪くないのかなと思います。決勝は、位置を決めずに戦います。
※G3優勝の( )は前回の優勝開催
※G3決勝の( )は前回の優出開催
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【最終日・12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/東口善朋(S1・和歌山85期)
3/渡邉雄太(S1・静岡105期)
4/内藤宣彦(S1・秋田67期)
5/眞杉匠(S1・栃木113期)
6/高橋和也(S1・愛知91期)
7/阿部力也(S1・宮城100期)
8/伏見俊昭(S2・福島75期)
9/小川真太郎(S1・徳島107期)
注目の並びは
1松浦-9小川
3渡邉-4内藤
5眞杉-7阿部-8伏見
2東口(位置決めず)
6高橋(単騎)
強烈は先行力を見せた眞杉匠には、準決勝と同じく阿部力也、伏見俊昭がついて、再度ラインを形成。
あわやの展開から1着をもぎ取った松浦悠士には、小川真太郎が続き、こちらも準決勝と同じ並びの中四国ライン。
渡邉雄太には、内藤宣彦が後位を回る。
地元から唯一決勝に進んだ高橋和也は単騎戦。また、東口善朋も位置決めずの戦いを選択した。
一瞬の隙も逃さない好敵手が揃った決勝。目の離せない好レースが予想される。
※最終日9レースの「ルーキーチャンピオンレース」はこちらをご覧ください。
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【名古屋競輪の直近レースレポート】
オールスターG1(2020年)優勝者:松浦悠士
オールスターG1(2019年)優勝者:新田祐大
名古屋記念G3(2018年)優勝者:渡邉雄太
名古屋記念G3(2018年)優勝者:吉田敏洋(P-Navi編集部)