名古屋G3(最終日)レポート

2018/05/20(日) 22:13

名古屋G3(最終日)レポート

2018年5月20日

名古屋G3(最終日)金鯱賞争奪戦

【12R=S級決勝】

1/笠松信幸(S1・愛知84期)
2/渡邉雄太(S1・静岡105期)
3/諸橋愛(SS・新潟79期)
4/佐々木豪(S2・愛媛109期)
5/川村晃司(S1・京都85期)
6/簗田一輝(S2・静岡107期)
7/渡部哲男(S1・愛媛84期)
8/鈴木謙太郎(S2・茨城90期)
9/中川誠一郎(S1・熊本85期)

スタートで一瞬、中川が様子を見たものの一気に飛び出す。
しかし、他8車は牽制して、なかなか前へ出ない。

細切れ戦ということもあったのか、1周回で位置取りは決まらず。

2周回して、ようやく9・47・62・51・83の並びに落ち着いた。

赤板突入前から動きあり、まずは最後位から鈴木ー諸橋が上昇。
それに合わせて、3番手の佐々木が突っ張る。

地元・中部の柴崎ー笠松も前へ出て打鐘を迎える。

だが、すぐに簗田ー渡邉が外から飛び出して主導権を奪って最終周回。

簗田が逃げて最終BSを過ぎ、ここで番手の渡邉が絶好の展開で捲くる。
そして、後続を引き離して独走、渡邉がゴールラインまで一気に駆け抜けた。

最終BSで最後位にいた中川が猛烈な捲りを放って2着に。
3番手をキープしながらも簗田のブロックで伸び切れなかった川村が3着となった。

渡邉は嬉しい記念競輪初Vに、喜びを素直に表す。

観客席にヘルメットを投げ入れるパフォーマンスも見せた。

優勝/渡邉雄太(S1・静岡105期)
ウルトラソウル!!
記念初優勝は簗田君のおかげ、本当に簗田君のおかげです。
後輩もでてきてるので、こういう(番手に回る)こともある。
だけど、南関を代表する先行選手になりたいという目標は変わらない。
これからも一つずつ、一つずつを大事に戦っていく。
それが大きいレース(G1やGP)につながるはずなんで。

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/森川大輔(S1・岐阜92期)
2/小埜正義(S1・千葉88期)
3/八谷誠賢(S2・福岡77期)
4/中澤央治(S2・大阪59期)
5/野木義規(S2・北海道72期)
6/古川尚耶(S2・栃木92期)
7/木村隆弘(S2・徳島91期)

細切れ戦で14・25・37・6の並び。

赤板周回に入り、まずは後方から八谷が動く。
これを察知した小埜も踏み込んでいく。

しかし、小埜の上から八谷が抑えて打鐘を迎え、主導権を握る。

木村もシッカリ八谷をマークしてラスト1周。

引いた形となった小埜も3番手をキープ。

最終BSを過ぎ、小埜が捲りを放つ。
そして、第4コーナーで八谷をとらえ、そのまま直線で押し切って1着。

八谷から小埜に目標を切り替えた木村が2着。
3着には八谷が残った

1着/小埜正義(S1・千葉88期)
7車立ては初めてだったんですけど、いつも通り走ろうって。
初手で3番手の位置も取れたし、レースは冷静に見ることができました。
八谷さんが凄いかかっていたので、キツかったですね。
待っていたら、後ろからもくるのでいきましたね。
落車で肋骨を4本折ってしまって状態は万全ではなかった。
でも、シッカリ治して、これからも頑張ります。

(P-Navi編集部)

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