豊橋記念G3(3日目)レポート

2022/01/22(土) 20:49

豊橋記念G3(3日目)レポート

2022年1月22日

豊橋競輪G3(3日目)
開場72周年記念「ちぎり賞争奪戦」

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【10R=S級準決勝】

赤板で宮本隼輔が上昇も、皿屋豊がこれを突っ張る。皿屋はペースを上げて中部ラインが先行態勢に入り、中団には原田研太朗が続く。打鐘過ぎ8番手から小林泰正-佐藤慎太郎が仕掛けると、皿屋マークの吉田敏洋が最終2コーナーで合わせて番手捲りを放つ。佐藤はスイッチして吉田を追い、さらに原田が最終BSで捲りを打つ。抜け出す吉田をゴール前で捕らえた原田が1着。2着に大会連覇を目指す吉田、3着に佐藤が入線した。


1着/原田研太朗(S1・徳島98期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:4回(2020年7月小松島記念)
※昨年末の防府F1準決勝から11連勝中

最後必死で、無我夢中で踏んだ感じです。以前、10連勝くらいはいったんですけど、11連勝は最高なので調子はいいのかなと思います。自分は与えられた位置で頑張ったいきたいと思います。
(決勝は)清水の後ろです。


2着/吉田敏洋(S1・愛知85期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:3回(2021年1月豊橋記念)
※昨年の豊橋記念覇者

難しい。皿屋が無理に突っ張って主導権を取ったところが自分の気持ちを準備しきれなかったです。明日のレースを考えたら、皿屋と金子さんをどれくらい残せるのか。前のこと、後ろのことを考えながらというのは、こういうことなのかなと。脚が重かったです。3日間、前を走ってくれた後輩たちの思いを背負って、しっかり走りたいと思います。
(決勝は)自力で。


3着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:8回(2020年11月四日市記念)

中部ラインの戦いいかんでは、(小林)泰正と決まっていたレースだと思うのですが。力を付けた印象ですね。道中は大丈夫でしたが、ゴール前は抜く余力がなかったです。風の影響でバンクが重いので、日に日に疲れが溜まっていっている感じですね。力が削られていっている感じ。決勝に乗れてホッとしています。
(決勝は)郡司にいきます。

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【11R=S級準決勝】

山田英明を打鐘で叩いて藤井侑吾が先手を奪っていく。中部3車が出切って、中団4番手に山田、清水裕友は7番手で最終HSを通過。最終2コーナーから山田、さらに清水も捲りを打って前団に迫ると、最終BSでは藤井マークの岡本総が番手捲り。直線で落車のアクシデントもある中、清水が大外伸びて1着。2着は山田マークだった中本匠栄、3着に岡本が入り地元記念優出を決めた。


1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:7回(2021年11月防府記念)

脚を使っての7番手になったので苦しかったですね。落車もあったのでなんとも言えないですけど、人気にもなっていましたし、しっかり諦めずに最後まで踏めて良かったです。
(決勝は)取鳥君の番手。


2着/中本匠栄(S1・熊本97期)
今回成績:一5・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(2021年9月松阪記念以来)

(山田)英さんが落車しているので、僕ももうちょっとできることがなかったのかなと思っています。初日のセッティングがあまり良くなかったので2日目から変えて、このまま行こうと思うのですが、今日は英さんが仕掛けてくれたおかげ。
(決勝は)中四国へつきます。


3着/岡本総(S2・愛知105期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(2019年6月四日市G3以来)

メンバー的にも、地元でもあるので最終BSから出させてもらいました。気持ちで着になった感じです。初日、2日目と違って風が比較的弱かったので、余裕が多少はありました。なんとか豊橋勢が1人も決勝に乗れないということを免れました。決勝も精一杯、頑張りたい。吉田さんの番手です。

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【12R=S級準決勝】

赤板過ぎに郡司浩平が前を抑えると、単騎の藤木裕が仕掛けて先頭に立つ。打鐘過ぎに取鳥雄吾がスパートして中四国ラインが先手を奪うと、前に踏んだ郡司は4番手を確保する。最終2コーナーから郡司が捲りを打ち、筒井敦史の牽制をパスして、粘る取鳥を直線捕らえて1着。2着に先行した取鳥、3着は直線鋭く伸びた和田圭が入った。

1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:13回(2022年1月和歌山記念)

最終HSでは、タイミング的に粘った方が楽だったのですが、立て直していきました。4番手から仕掛けて、最後苦しくてなんとかギリギリという感じ。状態は悪くないですが、雄吾は先行のペースもうまかったし、強かったです。決勝は、初日も2人(佐藤慎太郎と和田圭)と連携していますし、任せてもらえる以上はしっかりとしたレースを作りたいと思います。自力で。


2着/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:12回目(2021年6月久留米記念)

ホームガマシできるタイミングになったので、あとはしっかりラインで誰かが決勝に乗れたらいいなという感じでした。もう、必死でした。今日は、風が全然なくてよかっあです。決勝は、しっかりラインができるので仕事をしっかりできるように、(2019年9月松阪の共同通信社杯2日目で)裕友に迷惑をかけているので、迷惑かけないように頑張ります。


3着/和田圭(S1・宮城92期)
今回成績:特8・二2・準3
G3優勝:1回(2018年4月西武園記念)

いいコースが空いただけですね。それなりにやれているなと思います。(復帰戦で)調子がいまいち掴めていない部分もありますが、決勝に乗れたし、本番で成績を出しながらやるのが一番感触を戻しやすいので。昨日よりは今日という感じです。
(決勝は)慎太郎さんの後ろです。頑張ってついていくだけです。

※G3優勝の( )は前回の優勝開催
※G3決勝の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/原田研太朗(S1・徳島98期)
2/吉田敏洋(S1・愛知85期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/岡本総(S2・愛知105期)
7/和田圭(S1・宮城92期)
8/中本匠栄(S1・熊本97期)
9/清水裕友(SS・山口105期)

注目の並びは
4取鳥—9清水—1原田—8中本
2吉田—6岡本
5郡司—3佐藤—7和田

中四国は好調の取鳥雄吾に清水裕友、3番手に11連勝中の原田研太朗がつき、さらに4番手を中本匠栄が固める強力なラインを形成。
東日本勢は初日特選と同様、郡司浩平を先頭に佐藤慎太郎、和田圭と並ぶ。
地元の中部勢は、豊橋記念連覇のかかる吉田敏洋と、豊橋競輪をホームとする岡本総が連携し、手強い別線に立ち向かう形となる。
4対3対2の3分戦となった決勝も、見応えのあるレースが予想される。

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【豊橋競輪の直近レースレポート】
豊橋G3(2021年)優勝者:吉田敏洋
全プロ記念競輪F2(2020年)優勝者:松浦悠士
全日本選抜G1(2020年)優勝者:清水裕友
豊橋G3(2018年)優勝者:浅井康太
豊橋G3(2017年)優勝者:金子貴志(P-Navi編集部)

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