2021/07/03(土) 01:26
飯塚オート(最終日)チャリロト杯G2ミッドナイトチャンピオンカップ
【9R=優勝戦】
8周回4,100m(良走路)オール10mハンデ戦
1/高宗良次(飯塚32期)3.31
2/東小野正道(飯塚25期)3.30
3/前田淳(山陽27期)3.31
4/角南一如(山陽27期)3.29
5/平田雅崇(川口29期)3.27
6/有吉辰也(飯塚25期)3.30
7/伊藤信夫(浜松24期)3.27
※右数字は試走タイム
4日目レポートはこちら
降雨の心配もあった最終日だったが、何とか持ちこたえ、曇り空のまま全9レースが良走路で争われた。
普段の記念レースなら、最終レースが近づくほどスタンドのファンのボルテージが上がっていくものの、無観客レースのミッドナイト開催では、夜が深まるにつれて、レース場全体が静寂に包まれていく。
試走タイムで一番時計を出したのは5・平田雅崇と7・伊藤信夫で3.27。両者に続いて、4・角南一如が3.29をマークした。今開催の参加メンバー中、最上位ランクであるS4の伊藤が中心に推され、実力者の6・有吉、好調の3・前田、試走を出してきた5・平田が相手候補として人気を集めた。
■レース展開
1・高宗が内枠からスタートを決める
スタートで好ポジションにつけた6・有吉が攻め上がってくる
アクシデント発生で、3・前田が先頭に
最終コーナー。前田が角南、伊藤を振り切る
注目のスタートは、1・高宗が決めて、2番手は2・東小野、6・有吉も好スタートから切れ込んで3番手につける。2周回で有吉が東小野をかわして2番手に浮上し、逃げる高宗との差を詰めていく。前田も3周回3コーナーで東小野を抜いて3番手にポジションを上げる。
4周回2コーナー付近で有吉は高宗のインを狙うも、ここで落車(有吉が落因、高宗が他落)。前団の有吉、高宗が落車したことで、3番手につけていた前田が代わって先頭に立つ。前田の後位には角南が続き、山陽同期の首位争いとなる。伊藤も捌いて3番手に上がり、両者との差をじわじわと詰めて優勝争いに加わっていく。角南は捲りで逆転を狙うも、前田が抑えきって優勝のチェッカー。2着に角南、3着に伊藤が入着した。
2連単3-4 7,390円(28番人気)
3連単3-4-7 12,070円(46番人気)
前田は2018年の山陽G2小林啓二杯以来となるG2通算3回目、グレードレースは通算4回目の優勝となった。
優勝/前田淳(山陽27期)
競走車名:メスカリート ランク:A15
競走タイム:3.365
今節成績:1着・3着・1着・2着・1着
次走出場予定:山陽G2小林啓二杯(7月7日~11日)
「レース中に事故があったので、素直には喜べないところもあります。初日からエンジンは凄い良い状態でした。今日も悪くなかったです。(準決勝戦後も)何もせず、そのまま。外を大きめに走って、差されない程度に考えながら走りました。どんなレースでも優勝できることは嬉しいし、良かったです。これからも良いレースをするので応援よろしくお願いします」
(P-Navi編集部)