宇都宮G3(最終日)レポート

2021/03/21(日) 18:43

宇都宮G3(最終日)レポート

2021年3月21日

宇都宮G3(最終日)第12回国際自転車トラック競技支援競輪

【12R=S級決勝】

1/宿口陽一(S1・埼玉91期)
2/柏野智典(S1・岡山88期)
3/竹内雄作(S1・岐阜99期)
4/渡部幸訓(S1・福島89期)
5/杉森輝大(S1・茨城103期)
6/新田康仁(S1・静岡74期)
7/佐々木悠葵(S2・群馬115期)
8/神山雄一郎(S1・栃木61期)
9/小川真太郎(S1・徳島107期)

号砲で9車が速やかに発走、その中でも竹内と杉森が勢い良く飛び出した。
杉森がSを取り、75・34・18・6・92の並びで周回を重ねていく。

打鐘前の1センターあたりから最後方の小川が動き、中団まで上がったところで打鐘。

最終HS、前受けの佐々木は突っ張り、主導権を譲らない。

最終第1センター、8番手から竹内が一気に仕掛ける。

そして、最終BSで竹内が捲り切る。

最終4コーナー、番手絶好の位置から渡部が鋭く抜け出しての1着。
2着に佐々木マークの杉森、3着は竹内となった。
渡部は嬉しいG3初優勝。


優勝/渡部幸訓(S1・福島89期)
格上の選手ばかりの中、自分が優勝で良いのかな?って、思ってしまいます(苦笑)。
不思議な感じ、まだ実感が湧かないです。
最終BSで最後方に置かれた時は少し焦りましたが、竹内君の脚ならば大丈夫とも。
佐々木君が出切っても、流すところがあるからという作戦通りでした。
とにかくシッカリ竹内君についていくだけ、出切ってからは余裕がありました。
4コーナーからは脚も余っていた、自分にもう少し余裕があれば竹内君とワンツーできたかなと。
追い込みになって間もない、これから先行選手と信頼関係を強くしていきたい。
それにまだヨコの動きに課題があるので、シッカリ練習します。

竹内も「後ろから優勝が出て、嬉しいです」と、G3初優勝の渡部を祝福した。

【8R=L級ガールズ決勝】

1/石井寛子(L1・東京104期)
2/高木佑真(L1・神奈川116期)
3/中村由香里(L1・東京102期)
4/太田美穂(L1・三重112期)
5/中野咲(L1・愛知110期)
6/岩崎ゆみこ(L1・茨城116期)
7/比嘉真梨代(L1・沖縄114期)

ここまでの予選同様、石井が積極的にSを取りにいく。
岩崎がやや浮いた形になっていたが、号砲から1周回するあたりには2番手に収まった。

打鐘前1センターから動いたのは最後方の比嘉。

比嘉は2番手の岩崎を抑えたところで打鐘。

最終HSで太田が先行体勢に入る。

高木も踏み込んでいくが、太田も譲らない。

太田の主導権で最終BSを通過、中団を確保した石井が捲っていく。

宇都宮500バンクの長い直線、石井が捲り切って、1着でゴール。

ゴール後、石井は右拳を握り締めてのガッツポーズ。
2着は太田の後ろから追い込んだ中野、3着には太田が残った。


優勝/石井寛子(L1・東京104期)
前を取ってから勝ちたいと思っていたので、とても嬉しいです。
最近は包まれることも多く、それも克服できたのも価値がある。
太田さんが早目に駆けたから早くいかなくちゃって。
でも、最終BSで「この距離ならば大丈夫」と。
捲り切れたのは自信になりますし、日々の練習の成果が出たことが嬉しい。
久々にお客さんの声援もあったし、とても励みになりました。
これからも1個、1個を大事にして、優勝を積み重ねていきたい。


優勝を決めた後は熱望していた???
宇都宮のマスコット・らいりんコスプレで登場!!(P-Navi編集部)

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