小倉競輪祭G1(最終日)レポート

2020/11/23(月) 23:59

小倉競輪祭G1(最終日)レポート

2020年11月23日

小倉G1(最終日)朝日新聞社杯競輪祭

【12R=S級決勝】

1/新田祐大(SS・福島90期)
2/古性優作(S1・大阪100期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/松井宏佑(S1・神奈川113期)
5/諸橋愛(S1・新潟79期)
6/鈴木庸之(S2・新潟92期)
7/和田健太郎(S1・千葉87期)
8/稲川翔(S1・大阪90期)
9/郡司浩平(SS・神奈川99期)

号砲から内枠の新田、古性、平原が勢い良く飛び出した。
結局、単騎の新田がSを取り、1・635・28・497の隊列に落ち着いた。

赤板突入、鈴木が新田との車間を開けたところで古性が踏み込んでいく。

古性が先頭に出るが、後団から松井が一気に叩く。

打鐘で松井が出切ったものの、南関3番手の和田が離れてしまい、3番手に古性が収まる。

松井の主導権で最終HSを通過。

最終2コーナー、郡司が番手捲り。
後方から鈴木も巻き返すが、3番手・古性の外で止まってしまう。

最終BS、鈴木の後ろから平原が踏み込む。

最終3コーナー、平原は古性を乗り越え、郡司を猛追。

最後の直線は郡司と平原のマッチレースとなる。

しかし、最後は郡司が押し切っての1着、平原が1/2車輪差で2着に。
直線勝負で古性と諸橋がもつれていたところ、古性マークから追い込んだ稲川が3着となった。

郡司は悲願のG1初制覇。

『競輪王』の称号を手にして、地元地区・平塚で行われる年末のKEIRINグランプリ2020へ。

優勝/郡司浩平(SS・神奈川99期)
初タイトルを獲ることができて、凄い嬉しいです。
それと同時にホッと、する気持ちに、気が引き締まる思い、複雑な感じですね。
レースは松井君がどこからいくのか分からずでした。
でも、松井君のペースでいって、出切ってからは安心していました。
後ろから誰かがくるだろうからヨコに振るのか、タテに踏むのか迷ったところはありました。
最終コーナーの立ち上がりでいったのが良かった、かわされなかったんだと思います。
そこからは後ろで誰が踏み合っていたのかは分からなかったんですけど、和田さんがいると信じて踏んでいた。
お客さんの声援で勝ったことを実感。
地元で行われるグランプリに、念願だったG1を獲って出るというのは気分的に違う。
一昨年は悔しい思い(僅差でグランプリ出場を逃す)をして、昨年はグランプリに参加しただけで終わってしまった。
今年は和田さんと乗ることができるし、今後は南関の他のメンバーもグランプリへ連れていけるように。
切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長していきたいです。

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今開催を終え、12月30日に行われるKEIRINグランプリ2020(平塚)の出場選手。
及び2021年のS級S班=9選手が決定した。

清水裕友(SS・山口105期)
脇本雄太(SS・福井94期)
松浦悠士(SS・広島98期)
郡司浩平(SS・神奈川99期)
平原康多(SS・埼玉87期)
佐藤慎太郎(SS・福島78期)
和田健太郎(SS・千葉87期)
新田祐大(SS・福島90期)
守澤太志(SS・秋田96期)(P-Navi編集部)

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