2020/08/01(土) 20:14
富山G3(3日目)開設69周年記念 瑞峰立山賞争奪戦
【7R=S級準決勝】
前受けの谷口が突っ張るが、打鐘後の2センターから三谷が踏み込んでいく。
しかし、これを金子が牽制、最終BSで松岡が自力に転じる。
金子と三谷の間を巧みにすり抜け、そのまま押し切っての1着。
2着は松岡マークの村田、3着は三谷となった。
1着/松岡健介(S1・兵庫87期)
金子さんが番手から出たように見えた。
でも、戻ってきたことで詰まってしまったので。
申し訳ないけど、最終BSで踏ませて貰いました。
ちょっと難しかった……ホンマはライン4人で戦えれば良かったんですけどね。
決勝は自力で頑張ります。
2着/村田雅一(S2・兵庫90期)
前を走ってくれた3人のおかげ、自分がラインの4番手にいることを意識してくれていました。
一昨年の競輪祭のブレイクでは終われない。
決勝に乗れることでホッと、している場合じゃないです。
松岡さんと2人で優勝を狙っていきます。
***************
【8R=S級準決勝】
藤井が打鐘から叩いて、主導権を握る。
水谷の巻き返しもあったが、藤井の番手・村上が好ブロック。
そして、最後の直線で番手絶好から抜け出した村上が1着。
2着は村上に続いた椎木尾、3着は切り替えてからの外強襲で吉田となった。
1着/村上博幸(SS・京都86期)
藤井君がホンマに良い先行をしてくれましたね。
自分が後ろで凄い楽だった、逆に厳しく言えばピリピリさせて欲しいかなとも。
前のレースで竜生が3着だったことで危機感が増した。
2着権利で難しい……藤井君を残してあげたかったけど、情を掛け過ぎても成長せんかなと。
状態は良い、細かい部分でセッティングを煮詰めていきたい。
自分から頼んで前をやらせて貰うことに。
2着/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
藤井君と村上さんの後ろで持ち場を固めて、直線で勝負できればと。
決勝の2着権利と言うよりは仕事をシッカリして、最後にチャンスがあればでした。
地区斡旋だし、7車立て、レースの展開が変わってきている。
走り辛いとまでは言わないけど、やっぱり、難しいところはあります。
決勝は元砂君へ、チャンスはあると思うので、狙っていきたい。
3着/吉田敏洋(S1・愛知85期)*ポイント最上位で決勝進出
自分で仕掛けていきたかったところだけど、今回は自力じゃないんでね。
我慢して、最後に踏みました。
ゴール前は届いたという感触はあったけど、ギリギリでしたね(苦笑)。
僕自身、7車立てに関しては探り、探り走っている感じ。
オールスター(9車立て)に向けては勝手ながら順調に仕上がっている。
中部地区の記念で近畿勢ばかり……単騎になるけど、ここは9車の単騎じゃないし。
***************
【9R=S級準決勝】
打鐘前に皿屋が踏み上げていったが、南の強烈な牽制で中部ラインは分断される。
前団がもつれる展開の中、後方から元砂が捲りを放っていく。
最後の直線、近藤ともつれ合いながらも稲垣が差し切って1着。
2着に元砂が残り、3着には南に飛ばされながらも元砂ー稲垣ラインを追走した皿屋。
1着/稲垣裕之(S1・京都86期)
元砂君はいつも頑張ってくれるし、今日は落ち着いていましたね。
僕自身もレースは見えていたし、最後の近藤君の抵抗を凌げたましたし。
今、近藤君も調子は良いから必死だったけど、余裕はありましたね。
自転車のセッティングを変えたけど、身体に馴染んできている。
調子は良いと思うし、セッティングも少し見直すだけ。
2着/元砂勇雪(S2・奈良103期)
後ろ攻めは作戦通りでした。
でも、切りにいくのにだいぶ脚を使っちゃいましたね。
最後は前が併走になっていたので、そこを目掛けて、ただただ必死でした。
記念の決勝も初めてですし、稲垣さんとワンツーを決めることができたのも初めて。
そこは素直に嬉しいですね。
決勝も自力、椎木尾さんがついてくれます。
***************
【最終日9R=S級決勝】
1/吉田敏洋(S1・愛知85期)
2/村上博幸(SS・京都86期)
3/元砂勇雪(S2・奈良103期)
4/村田雅一(S2・兵庫90期)
5/稲垣裕之(S1・京都86期)
6/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
7/松岡健介(S1・兵庫87期)
吉田・村上ー稲垣・元砂ー椎木尾・松岡ー村田
近畿6車は2車ずつに分かれての別線、吉田は単騎の細切れ戦に。(P-Navi編集部)