弥彦G3(最終日)レポート

2020/07/21(火) 17:46

弥彦G3(最終日)レポート

2020年7月21日

弥彦G3(最終日)開設70周年記念 ふるさとカップ

【9R=S級決勝】

1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/渡邉一成(S1・福島88期)
5/鈴木裕(S1・千葉92期)
6/小松崎大地(S1・福島99期)
7/諸橋愛(S1・新潟79期)

1番車を活かして、佐藤が前を取る。
並びは461・27・35で整う。
福島3車・関東2車・南関2車の三分戦で周回を重ねていった。

青板2センターから徐々に上昇していったのが後ろ攻めの郡司。
赤板突入で郡司が福島3車を抑え、平原も南関2車の後ろへ。

並びは35・27・461に入れ替わるが、打鐘前の2コーナーから渡邉が踏み込む。
渡邉が関東2車を叩いたところで打鐘。

渡邉が郡司の後ろを取りにいく勢いも、そこは鈴木を入れさせる形に。

最終HS、平原が鈴木と渡邉の間に割って入り、福島3車ラインは分断。

そして、最終2コーナー、平原が内を突き、そのまま捲っていく。

最終BS、平原と追走の諸橋が南関2車に迫る。

平原が最終4コーナー手前で出切る。
後方では諸橋と鈴木が激しいコンタクト。
小松崎も外から猛追。

弥彦バンクの伸びる直線ではあったが、平原が押し切って1着でゴール。
2着に地元記念4連覇を狙った諸橋、3着は猛追及ばずの小松崎。

平原は今年3月の松山記念以来、通算23回目のG3制覇となった。


優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
打鐘で叩きたかったけど、一成の仕掛けが早かったですね。
郡司も凄いかかっていたし。
最終ホームでどっちにいこうか?と、思ったが、外を踏まないで良かった。
中学2年まで新潟に住んでいたので、親戚の応援の声も聴こえました。
諸橋さんの4連覇も懸かっていたので、申し訳ない気持ちも少しあったけど。
自分も最後まで踏んでいったし、最後は軽く親戚に手を振りました(笑)。
新車もまだまだ煮詰めていく、身体と馴染ませないといけない段階。
ただ、これまでだったら郡司のところまでだったのが、今日はもう一つ加速しました。
G1優勝もだいぶ遠ざかって(2017年・全日本選抜競輪=取手)いる。
自分なりにG1で優勝するために努力しているので、次の名古屋(オールスター競輪)に照準を合わせていきたい。


2着/諸橋愛(S1・新潟79期)
一言、残念だった。


3着/小松崎大地(S1・福島99期)
何も(番手として)できなかったですね。
せめて平原君よりも先に仕掛けられたら。
これが今の実力、強くなるように練習するしかない。(P-Navi編集部)

閉じる

新着ニュース一覧