2020/04/05(日) 19:15
高知G3(最終日)開設70周年記念 よさこい賞争覇戦
【12R=S級決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/渡邊雄太(S1・静岡105期)
3/小川真太郎(S1・徳島107期)
4/岡光良(S1・埼玉94期)
5/浅井康太(SS・三重90期)
6/山中貴雄(S1・高知90期)
7/三谷竜生(S1・奈良101期)
8/近藤龍徳(S1・愛知101期)
9/吉澤純平(S1・茨城101期)
号砲と共に、浅井と近藤が飛び出した。
そのまま中部2車が前受けとなり、58・94・21・7・36の並びとなる。
赤板2コーナー過ぎから後方の小川がジワジワ上昇。
この動きに単騎の三谷も乗ったところで打鐘を迎える。
小川が浅井を押さえるが、すかさず渡邊も仕掛けていく。
最終HS、吉澤が一気に踏み込んでいく。
番手の岡が離れてしまい、吉澤の後ろには渡邊ー佐藤が収まる形に。
吉澤ー岡の隊列が崩れ、中団には地元・四国地区2車。
少し車間を切って、単騎の三谷、後ろに引いた中部2車の一本棒となる。
最終2コーナー過ぎ、8番手から浅井が捲りを放っていく。
浅井マークの近藤もシッカリ追走、最終BS過ぎで中団まで上がってくる。
中部2車は最終4コーナー手前で前団を飲み込み、最後の直線勝負。
浅井がそのまま押し切って、1着でゴールラインに駆け込んだ。
2着は浅井マークの近藤で、中部ワンツーを決める。
3着には最内へ切り込んでいった佐藤が入線した。
優勝/浅井康太(S1・三重90期)
今、日本中が大変な時期ではあるんですけれども。
自分たちは自分たちの仕事をやるだけ。
S級S班の時は勝たなければいけないというプレッシャーが凄くあった。
S級1班になってからは自分の走りができているし、挑戦者になれている。
『王者の前受け』というくらいですから、一番人気を背負っていたし、前にでました(笑)。
前に三谷君がいたんですけど、自分のタイミングでいければチャンスはあると。
踏み出した感触でいけるって、思いました。
あとは渡邊君が良い目標になったので、凄い伸びましたね。
地元の四日市、ダービーと、続くのでシッカリ結果を出していきたいです。
無観客開催が続いていて、自分たちも寂しいし、ファンの方も寂しいと思います。
新型コロナウイルスの影響がなくなったら、是非、応援にきて欲しいです。
自分も優勝して、ファンの方の声援が聞きたいですから。
浅井は2月末の静岡記念以来、通算27回目のG3制覇。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/小倉竜二(S1・徳島77期)
2/矢口啓一郎(S2・群馬86期)
3/藤井栄二(S2・兵庫99期)
4/千澤大輔(S2・青森95期)
5/小林信晴(S2・愛知83期)
6/望月裕一郎(S2・静岡65期)
7/坂本健太郎(S1・福岡86期)
小倉と小林が勢い良く飛び出した。
結局、小倉がSを取り、坂本を招き入れる。
71・356・24で並びは整い、周回を重ねていく。
赤板2コーナー過ぎ、後方の矢口が上昇。
打鐘のタイミングで坂本を押さえる。
各ライン、牽制しながらのスローペース。
最終HS手前、5番手の位置から藤井がカマシていく。
藤井が主導権を握り、並びは356・24・71に入れ替わる。
最終BS手前、6番手から坂本が捲っていく。
最終4コーナー、坂本が捲り切る。
ゴール線手前、坂本の番手から小倉が差し切って1着。
2着は坂本でワンツーフィニッシュ。
3着は外から追い込んだ矢口となった。
1着/小倉竜二(S1・徳島77期)
ホンマにギリギリやったね。
厳しい、差すんは無理かな思った、ホンマにシンドかったですわ。
中団で脚を使うよりも後ろからいく方がええんちゃうかなって。
やっと前が抜けた、初の1着(今年)やから(苦笑)。
ようやく脚に力が入るようになってきた。
400勝(現時点で通算392勝)は今年中には達成したいね。
(P-Navi編集部)