3/23=卒業記念レース

2020/03/23(月) 23:40

3/23=卒業記念レース

日本競輪選手養成所

第117回選手候補生・第118回選手候補生 卒業記念レース

本来ならば2日間に渡って、熱戦が繰り広げられる卒業記念レース。
だが、今年は新型コロナウイルス余波もあり、まず開催場は伊東温泉競輪場から日本競輪選手養成所に変更。
そして、1日のみの開催となり、当然のことながら無観客に。
報道陣も検温をはじめとしたチェックが徹底的に行われた。
さらに例年よりも取材規制も細かく、基本的に候補生と距離を置いた厳戒態勢の中での卒業記念レースとなった。

【117回選手候補生決勝】

1/長田龍拳(静岡19歳)予選=3着・1着
2/松本秀之介(熊本19歳)予選=1着・2着
3/青野将大(神奈川25歳)予選=1着・2着
4/成清龍之介(千葉20歳)予選=2着・1着
5/松岡辰泰(熊本23歳)予選=1着・1着
6/青柳靖起(佐賀20歳)予選=1着・1着
7/小笠原光(岩手23歳)予選=1着・2着
8/阿部将大(大分23歳)予選=1着・1着
9/山口拳矢(岐阜24歳)予選=1着・1着


打鐘


最終HS


最終第2コーナー


最終BS


最終第4コーナー


ゴール


優勝/青柳靖起(佐賀20歳)
決勝のメンバーは自分より強かったので、なるべく前々で、自分から動いていこうと。
競争訓練から捲りには自信があった、決勝競争は自信を持って、仕掛けられました。
自分は高校(福岡・折尾愛真)まで野球部、外野手でした。
でも、この先、野球を続けていくには技術がないなと。
そんな時に高校の野球部監督(奥野博之)から競輪を勧められました。
自分の身体能力を評価してくれたんだと思います。
監督さんは競輪選手に知り合いとかはいないんですけど、買う(車券)のが好きだったみたいです(笑)。
それで一緒に小倉の競輪祭を監督さんと観に行って、競輪選手になることを決意しました。
養成所生活の後半は滝澤所長のT教場で練習をさせていただいた。
自転車初心者の自分でしたけど、競輪とは何か?ということを一から教えていただきました。
これからは九州を代表する先行選手、山﨑賢人選手のようになりたい。
そして、先行でグランプリを優勝して、滝澤所長を超えたいです。


2着/松本秀之介(熊本19歳)
3着/長田龍拳(神奈川19歳)


優勝の青柳選手候補生、滝澤正光所長と共に

【118回選手候補生決勝】

1/尾方真生(福岡20歳)予選=1着・3着
2/西島叶子(熊本25歳)予選=1着・2着
3/下条未悠(富山19歳)予選=3着・1着
4/永禮美瑠(愛知19歳)予選=2着・2着
5/青木美保(埼玉22歳)予選=2着・2着
6/増田夕華(岐阜19歳)予選=2着・3着
7/永塚祐子(神奈川34歳)予選=1着・1着


打鐘


最終HS


最終BS


最終第3コーナー


最終第4コーナー


ゴール

優勝/尾方真生(福岡20歳)
捲りが得意なので、決勝競争ではそれを活かした走りをしたいと、考えていました。
競争訓練では焦ってしまうことも多かったんですけど、今日は冷静に判断、走れました。
私は元々、陸上(短距離)をやっていました。
高校時代(九州学院)の下宿先の方に競輪を勧められました。
地元の熊本競輪場で練習を見学、競輪選手たちのスピードに憧れて、競輪選手になろうと。
大学(尚絅学園)を休学して、養成所に入りました。
もう1年、休学してみて……競輪選手と両立できるようだったら、復学したいです。
登録を福岡にしたのは強いガールズの先輩方がたくさんいる。
藤田剣次さんの下、久留米ガールズの先輩方と一緒にもがき合って、もっと強くなりたいです。
目標は児玉碧衣さん、ガールズグランプリに出て、優勝するのが目標です。


2着/西島叶子(熊本25歳)
3着/永禮美瑠(愛知19歳)


優勝の尾方選手候補生、滝澤正光所長と共に

(P-Navi編集部)

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