【小倉競輪祭G1】(最終日)レポート

2019/11/24(日) 23:03

【小倉競輪祭G1】(最終日)レポート

2019年11月24日

小倉G1(最終日)第61回朝日新聞社杯競輪祭

【12R=S級決勝】

1/松浦悠士(S1・広島98期)
2/和田健太郎(S1・千葉87期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/吉田拓矢(S1・茨城107期)
5/清水裕友(SS・山口105期)
6/柏野智典(S1・岡山88期)
7/木暮安由(S1・群馬92期)
8/坂口晃輔(S1・三重95期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)

号砲で1・松浦が誘導を追い、5・清水を迎え入れ、中四国ラインが前受けを選択。
516・2・439・8・7で隊列が決まる。
清水は誘導との車間を開けて、後続を牽制する。

赤板で4・吉田がスパートすると、清水も合わせて踏み上げる。

打鐘で吉田が清水をかわして主導権を奪うと、清水は3・平原の内で粘る。

最終HSでも吉田の番手で清水と平原が激しく競り合う。

両者の競りは清水に軍配が上がり、最終2センター付近で平原が浮き、吉田の番手を清水が奪取する。
番手を奪った清水は間髪入れずに最終2コーナーから捲りを打つ。
清水には1・松浦がシッカリ追走する。

最終バックでは清水が先頭で通過。
松浦がマークし、3番手には9・諸橋愛が続いていく。
最終2センターで番手の松浦は車間を切って後続を牽制。

2・和田も仕掛けるが、9・諸橋に阻まれる。
直線で差し脚を伸ばした松浦が、粘る清水をゴール前で捕えてG1初優勝を決めた。

2着が清水、3着が諸橋となった。

優勝/松浦悠士(S1・広島98期)
清水君とワンツーが決まったのが一番、嬉しいです。
前を取れたので、あとは清水君がどうするのか。
分断は作戦の一つにありました。
清水君が出切ってから、後ろに諸橋さんが入っているもの分かったので、ギリギリまで待ってから追い込もうとは思っていました。
清水君が頑張ってくれたこと、後ろを柏野さんが固めてくれたこと、本当にラインの勝利だと思います。
G1初優勝は色々な方に感謝の気持ちで一杯です。
昨年の防府記念で清水君に離れてしまって。
そこから清水君を抜くことができれば、G1を獲れるというイメージを持って、今までやってきました。
この1年、頑張ってきて良かったですし、グランプリ優勝に向けて、また始めないといけないなという思いです。
獲るという強い気持ちを持って、グランプリまでの1ヶ月を過ごしたいと思います。


2着/清水裕友(SS・山口105期)
関東ライン分断に出た清水。
松浦に差し切られて準優勝も大舞台で中国ラインワンツーを決めた。

差されたか~!
(イン粘りの)覚悟を決めて、取り切るまで遅くなってしまいましたけど、すかさず仕掛けていきました。
夢を見たんですけどね……最後は一杯でした。
松浦さんとのワンツーは嬉しいですね。


3着/諸橋愛(S1・新潟79期)
グランプリ勝負駆けだった諸橋だったが、3着という結果に終わる。

松浦が決勝に乗った時点で、自分は優勝するしかないし、いつも通り走りました。
康多が粘られた時は頑張れ!と、思っていたんですけどね。
キツかったですし、最後は一杯でした。
なかなか、巧くはいきませんね。
また、頑張ります。(P-Navi編集部)

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