2019/11/21(木) 22:44
小倉F2(3日目)ガールズグランプリトライアル2019
【11R=グループA・アメジスト】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/尾崎睦(L1・神奈川108期)
3/高橋梨香(L1・埼玉106期)
4/細田愛未(L1・埼玉108期)
5/吉岡詩織(L1・広島116期)
6/梅川風子(L1・東京112期)
7/奥井迪(L1・東京106期)
6・梅川が誘導後位に入り、6・7・3・5・1・2・4で周回を重ねていく。
赤板前から細田が上昇を開始し、吉岡の後位に入る。
中団から吉岡が動いていくも、奥井が打鐘とともに先行態勢に入っていく。
奥井の後位には前受けしていた梅川がはまる。
奥井の先行で最終ホームを通過。
3番手外並走から吉岡も仕掛けるが、車は伸びず。
吉岡の動きを見て最終ホームから児玉が一気に仕掛けていく。
最終1コーナー、児玉がグングン加速して前団を捕らえにかかる。
最終2コーナーで児玉が奥井を捕らえて先頭に躍り出る。
児玉を尾崎が追うが、車間が開いたところを、梅川がスイッチする。
最終バックは捲りで抜け出した児玉を梅川が追う。
さらに尾崎が浮いた内を高橋梨香が突いて、梅川を追っていく。
直線で粘る児玉を梅川が捕えてグランプリトライアル連覇のゴール。
2着に児玉、3着には高橋が入線した。
優勝/梅川風子(L1・東京112期)
優勝は嬉しいですけど、自分の状態は良くなかったので、優勝はオマケという感じですね。
あまり考えずに流れの中で仕掛けていこうと思っていました。
碧衣ちゃんが1人で来たので、たまたま巧くハマっただけですね。
1周以上、碧衣ちゃんは駆けているので非常に強かったことは間違いありません。
この2ヶ月、毎週レースをしていたからキツかったです。
今年は大きなケガがなく1年を過ごせたことが良かった。
そして、トレーニングも計画的にできたのも大きいですが、まだまだ学ぶことが多いです。
グランプリまであと1ヶ月しかないですが、何が起きるかわからないのでシッカリ練習したいと思います。
2着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
仕方ないですね……。
吉岡さんがいくと思ったけど。
昨日は凄く掛かっていたのに、今日は意外に掛かっていなかったですね。
それで1度、バックを踏んで、スピードを殺してしまいました。
後ろはサラ脚だし、あれでは抜かれますよね……。
グランプリに向けて、また練習します!グランプリでやり返します!
奥井迪(L1・東京108期)
今回は自分の競走をしたいと思って、ここにきていました。
グランプリのことは考えませんでした。
本当に今日も賞金ランキングを一切見ずに、碧衣ちゃんと力勝負をしようとだけ思っていました。
(7着は)自分の勝負した結果ですから。
*最終レースが終わりグランプリの出場決定の報を聞くも
「嘘でしょ!?私、7着ですよ?信じられません!」
【12R=グループB・トパーズ】
1/小林優香(L1・福岡106期)
2/長澤彩(L1・愛知106期)
3/石井貴子(L1・千葉106期)
4/小林莉子(L1・東京102期)
5/高木真備(L1・東京106期)
6/鈴木美教(L1・静岡112期)
7/大久保花梨(L1・福岡112期)
スタートから位置取りを巡って牽制となる。
最終的には長澤が誘導を追う形となり、隊形は2・4・1・3・5・6・7で固まる。
赤板前から高木、鈴木、大久保が上昇していくと、中団の小林優は車を引く。
打鐘は2・4・5・6・7・1・3で通過。
長澤に対し、最終ホーム前から大久保がスパート。
前団に迫る大久保の仕掛けに高木が飛びついていく。
大久保は最終2コーナーで長澤を捕らえて先頭に立つも、追走の高木、さらにその後位の小林優が捲りを仕掛けていく。
最終バックで捲り切った高木、その外から小林優、小林優を追った石井貴と106期3名の争いとなる。
直線で石井も詰め寄るが、小林優が振り切って優勝ゴール。
2着に石井、3着に高木が入線した。
優勝/小林優香(L1・福岡106期)
チャンスをモノにできて良かった、モノにするためにここにきましたから。
達成できて嬉しいと言うよりはホッと、しています。
レースはシンプルに勝てば良いということだけ考えていました。
スタート牽制はビックリしましたけど、私は前を取らないつもりだったので。
貴ちゃんが後ろにいることは知っていましたし、最後は気持ちでどうにか踏み勝てたと思います。
グランプリ(2015年)は久しぶりですし、今はすごくワクワクしています。
でも、この後はワールドカップが3戦連続でありますので、そこに向けて気持ちを切り替えていきます。
まずはコーチ(ナショナルチーム)と話してから決めたいと思います。
2着/石井貴子(L1・千葉106期)
私もグランプリで7番目くらいを争ったことがあるので。
ボーダーの選手の気持ちもよく分かるし。
この制度になってから過酷な条件の中でやらなくてはいけないことも分かっていたので。
小林優香を相手に優勝するのが自分の仕事だと思っていたけど、ダメでしたね……。
出し切れないといけない中で、特にフィジカルと脚力がなかったです。
体重も足りないと、走っていて思いました。
また、練習して頑張ります。
4着/小林莉子(L1・東京102期)
*3着ならばグランプリ出場も、惜しくも4着で及ばず
ダメだったか___。
こんなに牽制が入るレースになるとは思っていませんでした。
スタートを取ったら、優勝は獲れないと思っていましたし、優勝を獲りに行くなら(誘導を)追わない覚悟。
でも、反省が多いレースでしたし、最後のレースがこれでは……。
地元のグランプリは遠いですね。
また、練習します。(P-Navi編集部)