2019/07/07(日) 19:14
小松島G3(最終日)阿波おどり杯争覇戦
【12R=S級決勝】
1/太田竜馬(S1・徳島109期)
2/山崎芳仁(S1・福島88期)
3/山田英明(S1・佐賀89期)
4/渡辺十夢(S2・福井85期)
5/小倉竜二(S1・徳島77期)
6/久米康平(S2・徳島100期)
7/簗田一輝(S1・静岡107期)
8/南潤(S1・和歌山111期)
9/和田圭(S1・宮城92期)
号砲と同時に、外枠9番車の和田が勢い良く飛び出し、北日本2車の前受け。
29・165・3・84・7の並びとなる。
赤板周回、7番手から南が前へ踏んでいく。
そして、南の主導権で打鐘を迎える。
1度は7番手まで車を下げた太田が第2センター付近からペースアップ。
残り1周回、南が逃げるが、太田も猛追する。
南の番手・渡辺も抵抗するものの、太田はそれを呆気なく乗り越える。
最終第2センターで南も飲み込む。
最終BSでは地元・徳島3車が出切る。
逃げる太田、単騎の簗田も地元3車ピッタリ追走。
また、山田が捲り追い込み、その外からは山崎も伸びてくる。
ゴール線手前、7車が横一線にもつれたが、太田が押し切って1着。
2着は簗田、3着には太田の番手・久米となる。
太田は今開催、初日から全て1着の完全優勝。
徳島勢の地元記念競輪優勝は小川圭二(S2・徳島68期)以来、14年ぶり。
太田の記念競輪優勝は今年2月の高松記念に続き、通算2回目となる。
優勝/太田竜馬(S1・徳島109期)
緊張せんとこう思うていたんですけど。
やっぱり、地元記念、足がガクガク震えましたね。
変に考えんと、今日もいつも通りに自分のタイミングで仕掛けようと。
山田さんの動きも全く気にならんかったです。
出切ってからはイッパイ、イッパイでしたね。
最後も差されたって、思っていた。
敢闘門に戻ってきてから、勝ったんが分かったくらい。
先輩方についていただいて、たくさんの地元の声援があっての優勝、ありがたいの一言です。
グランプリ出場ですか?(*賞金ランキング7位に)
当然、憧れではありますけど、今の自分では“お門違い”でしょ(笑)。
レースの部分でも、人間的な部分でも。
総合的に上げていかなアカンなって、思っています。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/中西大(S1・和歌山107期)
2/中村敏之輔(S2・北海91期)
3/田中誠(S1・福岡89期)
4/野村典嗣(S2・愛媛109期)
5/伊勢崎彰大(S1・千葉81期)
6/恩田淳平(S2・群馬100期)
7/柴崎俊光(S2・三重91期)
並びはスムーズに整い、17・6・52・4・3で周回を重ねていく。
青板に入り、単騎の野村が徐々に前へ。
赤板周回突入で野村が完全に中西を抑える。
野村には同じく単騎の田中が続く。
1度は引いた形となった中西だが、打鐘ですぐに叩く。
中西がすぐに主導権を奪い返しての先行勝負。
番手の柴崎もピッタリ追走、その後ろには初手と同じく単騎の恩田が続く。
最終第2コーナー過ぎ、6番手から伊勢崎が捲りを放つ。
しかし、伊勢崎を柴崎がブロック。
そこで空いた中西の後ろを恩田が完全に取り切って、最後の直線勝負へ。
恩田が見事に差し切って1着。
2着は中団をキープした野村、3着は伊勢崎をブロックした後に外から伸びた柴崎。
ブロックセブンでは稀な3連単=224,970円、高配当となった。
1着/恩田淳平(S2・群馬100期)
今回は(高配当を)叩き出してやろうと思ってきた、やりましたね。
順番に出ていったら、枠なりで自分が一番後ろになってしまう。
車券を買ってくれるお客さんのためにも何かしらのアクションを起こそうと。
その結果、良い位置(中西ー柴崎ラインの後ろ)が取れました。
最終第2コーナーで仕掛けようと思っていたんですけど、結果的に我慢したのが良かった。
練習でもタイムは出ているし、良い時の感覚に戻ってきている。
レースに夢中、周りがあまり見えないくらいの方が自分は集中できている。
今回のレースをキッカケに浮上していきたいですね。
(P-Navi編集部)