武雄G3(最終日)レポート

2019/04/07(日) 21:31

武雄G3(最終日)レポート

2019年4月7日

武雄G3(最終日)大楠賞争奪戦

【12R=S級決勝】

1/荒井崇博(S1・佐賀82期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/小倉竜二(S1・徳島77期)
4/野田源一(S1・福岡81期)
5/松浦悠士(S1・広島98期)
6/松坂洋平(S2・神奈川89期)
7/山﨑賢人(S1・長崎111期)
8/小川祐司(S2・愛媛96期)
9/中村浩士(S1・千葉79期)

並びは71・53・69・2・4・8と、単騎勢が後方となった細切れ戦。

赤板周回突入と同時に、まずは中団から南関2車が上昇。
これに単騎の平原と野田も続く。

前受けの山﨑は車を引き、松坂が主導権を奪ったところで打鐘。

しかし、5番手をキープした山﨑が第2センター過ぎから反撃。

残り1周回となったところで山﨑が主導権を奪い、やや離れて番手の荒井が追走。

7番手から松浦も捲るが、山﨑がスピードに乗ったまま逃げる。

第3コーナー過ぎから平原も猛追して、最後の直線は山﨑、荒井、松浦、平原が横一線。

この激戦を制したのは山﨑の番手から抜け出した地元の荒井だった。
2着の松浦とは僅か1/8車輪差。
3着には平原が届いた。

荒井は通算15回目の記念競輪優勝。

地元記念優勝は2014年以来、5回目となる。

優勝/荒井崇博(S1・佐賀82期)
松浦君と平原君がきていたのも分かっていた。
ゴールして自分が優勝だとは思わなかった。
お客さんに「俺なの?」って、聞いちゃいましたね。
地元の記念競輪は1年に1回、目標にしている部分はある。
優勝できて良かった、嬉しい。
賢人君とはいつも練習しているから、これくらい(優勝)は良いでしょ(笑)。
記念優勝は昨夏の川崎(アーバンナイトカーニバル)以来。
この年齢にしては良いペースなんじゃない(笑)。


地元記念4回目の優勝を祝い、地元勢からの胴上げで大きな身体が宙に舞った

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/高橋和也(S1・愛知91期)
2/広川泰昭(S2・愛媛90期)
3/中島将尊(S2・群馬105期)
4/村田雅一(S2・兵庫90期)
5/武田憲祐(S1・神奈川93期)
6/古川貴之(S2・佐賀93期)
7/佐々木雄一(S1・福島83期)

初手は37・62・145の並び。

だが、高橋の番手を村田と武田が競りながら周回を重ねる。

赤板周回に入り、後団から高橋が前へ踏む。
村田と武田もそれに続く。

しかし、第2コーナー過ぎから地元の古川も上昇して、高橋を抑える。

古川が主導権を握ったかに思えたが、打鐘と共に中島が一気にスパート。

残り1周回、中島はさらにスピードを上げる。

番手の佐々木も必死に中島を追う。
最終BS過ぎから古川と高橋も捲ったものの届かず。
中島が逃げたまま最後の直線勝負。
ゴールライン間際で番手の佐々木が差し切って1着に。

2着はレース後に「あそこまでいったら……本当に悔しいです」と、童顔を険しくした中島。
3着は古川、廣川、村田の接戦となったが、古川の番手から廣川が抜け出した

1着/佐々木雄一(S1・福島83期)
中島君が積極的にいってくれましたね。
前でレースを動かしておけば、結果的に後ろになってもカマせるかなと。
高橋も後ろが競りだったから早く仕掛けないだろうし。
いつも1着を獲ったら、子供(3人)にプレゼントを買うことになっている。
まだ春休み、今日もTVを観ていて、きっと僕以上に喜んでいるはずですよ(笑)。


3人の子供たちへの“パパ一番だよポーズ”のリクエストにも応えてくれました(P-Navi編集部)

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