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【北条早雲杯争奪戦】今節のレース展望!

2022/08/23(火) 14:00 0 12

25日に小田原競輪場で「北条早雲杯争奪戦(GIII)」が開幕する。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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郡司浩平

 過去、この大会を3度制している地元のエース郡司浩平が堂々とした主役を務める。西武園オールスター競輪は、いつもと比べて存在感も薄く爪痕を残せなかったが地元のGIIIは別。ホームバンクの川崎に比べてモチベーションが低いとしても、脚が自然と許さない。人柄と人望は南関のトップであるし、最低でも完全優勝がノルマだ。

深谷知広

 中国ゴールデンコンビ、脇本雄太古性優作など、各地区に強力タッグがあるが、深谷知広とも名コンビになりつつある。ただ、深谷の性格を考えると逆並びは当分なく、今節も普通に前で駆けて、郡司の美酒が自然な読み。3番手は和田真久留で、破壊力はなくなったが、番手、3番手のレースは巧くなってきた。もちろん、内藤秀久松谷秀幸のうるさ型もいて、どう南関ラインが折り合いを付けるかも注目だ。

守澤太志

 他にS班は守澤太志清水裕友が参戦し吉田拓矢オールスター競輪の落車負傷の影響で欠場。普通ならS班の恩恵で守澤太志深谷知広郡司浩平との連係があるが、南関の大会であり、今回は厳しそう。それでも着々と賞金をアップして、グランプリ出場も可能な位置をキープ。福井記念で決勝に乗った坂本周作飯野祐太櫻井祐太郎藤根俊貴の出来がカギだが、そこそこの走りをやってくれれば、自分で鋭脚を発揮する。今の守澤太志は、常に3着は確保しているイメージだ。

清水裕友

 清水裕友は好不調の波が激しく、初日の運行で、だいたいのシリーズの走りが分かる。中国ラインで町田太我がいるのはプラス材料だ。

浅井康太

 中部の浅井康太も実質的にS班の選手。練習仲間の柴崎淳坂口晃輔がいて、まるで四日市記念のような布陣だ。これなら浅井康太も気持ち良く走れる。

 近畿は岡崎智哉高松宮記念杯競輪で男を上げたが、全体的に小粒な印象。追加で山田久徳が入ったが、メンバー的にきつい。

 九州はベテラン大塚健一郎園田匠山田英明がいて、上手く松本秀之介をリードする。2班の注目選手は地元の北井佑季。元Jリーガーであり、かなり本格化して決勝進出も可能とみたい。


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